島田荘司
『斜め屋敷の犯罪』★★★+
改訂完全版
ここに至るまで計8冊の『斜め屋敷』が存在する(笑)
綾辻さんの解説を参照
やっぱり「館」の本家本元はこちらでしょう!
過去読んだかもしれない?と記憶を探るも、初めてな感覚
バブリーな時代を彷彿とさせるお屋敷ミステリー
(登場する高飛車なお嬢もそう・・(笑) )
このこてこて感がファンにはたまらない?
そもそもこのお屋敷には電話がない! ははは
完全なる陸の孤島
電話はなくても、ネットがないなんて現代人には信じられない!ってヤツよね。
一日スマホを触らずにいられますか?
「拝啓何々様 お元気ですか?」お手紙の時代のよさもある。
一字一字に想いを込める。
自己存在の意義
私的に推理という推理は出来なくて、何となく犯人はこの人でしょ!
核心があったのみ。
トリックは皆無
「マジですか!!」
御手洗さんの推理力発揮の後は一人笑いが止まらなかった。
「そんなのあり!?(笑)」
奇想天外ですよホント
楽しい読書でした。
お江戸物語もよいけど、昭和もよきです。
舞台は北海道です。