昨夜はKSK(高齢者再雇用契約)社員の飲み会。
結構、熱い。今の経営陣と昔一緒に仕事をした連中の集まりだ。
とりあえず、自分のことはさておき、今の経営陣の批評、批判、ダメ出しを肴に、居酒屋で暑気払いの酒を酌み交わす。
ああしたらいい、こうしたらいいと建設的意見が飛び交うも、時すでに遅し。
今さら何をか言わんやの愚痴のオンパレード。
それもまた楽しからずやだが、所詮、負け犬の遠吠えに過ぎないのは、皆さん先刻ご承知。
時の過ぎ行くままに、僕らの時代はとっくの昔に終わっている。
今さらどうにもならないことは十分承知の上で、ほろ苦い酒を酌み交わすのもKSKならではの飲み会だ。
65歳の本定年まであと4年。今の我々に何ができようか。
二次会は懐かしのカラオケスナックに河岸をかえてのど自慢大会。
カラオケなんて久しぶりだ。ていうか、昭和の遺物のスナックに行くのも年に2、3回程だ。
メンバーのひとりが行きつけらしく、スナック嬢の接客も慣れたものだ。
会社の話も一次会で出尽くして、ここでは昭和歌謡からグループサウンズ、フォークソング、演歌、果てはデュエットまで、喉を嗄らしての大合唱だ。
無味乾燥のカラオケボックスとは、やっぱり雰囲気が違う。たまにはスナックもいいもんだ。
夜が更けるのも忘れて、燃え尽き症候群のオジさんたちの復活祭は延々と続いたのでありました。