拙著「続・続・さらば夏の日1970」をAmazon Kindle Storeにて発売中です。
<あらすじ>
拙著「さらば夏の日1970」、「続・さらば夏の日1970」に続く、夏の日シリーズ続編。
高校2年になった僕は、2年後の東京での来るべき大学生活のモラトリアム期間を夢に描きながら、九州の辺境の田舎町で、陸上部の練習に打ち込み、ギターの練習に明け暮れ、キャンプに行ったり、思いを寄せる女の子と映画を観たりと、充実した高校生活を過ごしていた。
一方で、東京に関する情報は、今や田舎町にいても、テレビや雑誌を通していくらでも入ってくる。
僕の東京に対する憧れはいやがうえにも募り、その反面、田舎町に対する愛おしさも芽生えてくる。
東京へ行ったら、当分、田舎町に帰るつもりのない僕は、変わっていくだろう田舎町の風景を写真に収めたりしていた。
10代の高校生から、リタイアした還暦世代まで幅広く楽しめる、多感な高校時代の、都会に対する憧れや、故郷に対する思い入れが複雑に交錯する、ノスタルジック青春ストーリーです。
夏の日シリーズでも、単独でも面白く読めるはずです。