★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

意識は死なない

2017年08月05日 12時08分44秒 | 徒然(つれづれ)
 オフクロは68歳で死んだ。
 オヤジは74歳だ。
 わたしはあとひと月で63歳だ。
 突然死でもしない限り、オフクロの寿命まであと5年、オヤジのそれまであと11年。
 中を取るとあと8年だ。

 8年前を振り返ると、つい最近だ。その記憶は鮮明で、今日まであっという間だった。
 残された8年で何ができるだろう。
 何もできはしない。
 せめて日々を悩みなく生きることだ。

 死んで肉体が滅びても意識は残るというのが、私の考えだ。
 人生というのは意識が見ている錯覚に過ぎない。

 死というのは、全身麻酔と同じようなものだ。
 全身麻酔という仮死状態から覚めた経験のある私は、肉体が死んでも、意識は蘇ると信じている。
 誰もそれを否定することはできないだろう。

 蘇った意識は時空を駆け、また新たな肉体に宿り、その人生という錯覚を見るのだ。
 それが永遠に繰り返されるはずだ。

 そう考えると、死というものは、それほど怖いものではない、という気がしないかい?
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いつも心はマイノリティ

2017年08月05日 11時31分11秒 | 徒然(つれづれ)
 マジョリティ・・・多数派、大勢、体制とでもいおうか。
 余程の変人ではない限り、まわりの人間は、みんな普通の人、マジョリティだ。

 わたしも当然、まわりからはマジョリティと見られているだろう。
 社会生活をする上では、マジョリティでいるに越したことはない。

 しかし、たとえば物事をマジョリティとマイノリティに二分するならば、孤独やひとり遊び、引きこもりや出不精、インドア派はマイノリティだろう。

 本来、わたしは人付き合いが面倒だ。それにともなう、約束や外出は憂鬱だ。
 しかし、誘われたら極力付き合うし、約束もする。
 現場に行けばそれなりに楽しいし、大人の言動に終始することも苦ではない。

 別に人間嫌いという訳でもない。
 友人、とくに巷で言うところの親友なんていない。
 友人でさえも単なる知り合いにすぎない。
 そしてその程度でいいとも思っている。

 大多数の人は孤独を淋しいものと考えているようだが、わたしとっては、孤独はこの上なく心地よい。
 淋しいという感情は暇からくる錯覚みたいなものだ。
 人間の四大感情、喜怒哀楽に淋、または寂が含まれていないのが何よりの証左だ。

 わたしは、何事も自分の意思のおもむくまま、誰にも邪魔されず、何をするともなく、時の流れに身を任せているのが好きだ。
 それをあえてアピールしようとは思わない。
 自分に正直に生きようとするならば、人は孤独に生きるしかない。

 ♪ひとりじゃないって~素敵なことね~
 なんて、その昔、我らの真理ちゃんが歌っていたが、わたしはあえて歌う。
 ♪ひとりでいるって~素敵なことね~いつまでも~どこまでも~

 君はこんなわたしを強がりだと思うかい?
 
 
 
 
 
 
 
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