★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

ソーセージマフィン考

2019年09月24日 11時34分28秒 | 徒然(つれづれ)
 朝、ウォーキングに出たものの、怪しい空模様で昨日みたいに通り雨に遭遇するのも嫌だったので、方針変更で近所のマクドで朝マック。
 いつものように最安値のソーセージマフィンとアイスコーヒーSサイズ200円也。

 携行の宝島で70年代にタイムトリップ。
 この時期の宝島には、ヒッピー的思想やそこから発展した自然回帰志向が誌面に溢れているが、今の日本にはその残滓さえも見当たらない。
 自然消滅、あるいは淘汰されたのか権力に潰されたのかは、過去に遡ればわかるかもしれないが、それも面倒だ。

 いずれにしても口当たりのいい思想だ。
 激動の60年代から狂瀾の80年代への踊り場の、甘い混沌の時代の思想だ。
 流行りの田舎志向とは似ているようで全然異なる。
 
 それはさておき、朝マックのソーセージマフィンだが、レギュラーのハンバーグとは異なり、パティは豚肉だ。
 パンもモチモチ感たっぷりのマフィンだ。

 このソーセージマフィン、出来立てよりも冷めたほうが旨い。
 マフィンもパティも固くなり、噛みごたえが出てくるからだ。
 特にマフィンはその固い弾力性ゆえ、噛み切るのに若干の力を要する。
 咀嚼も同様だ。

 またそうすることで、出来立ての柔らかさでは実感できない味が出てくる。
 噛むほどに旨みが出てくる、まるでスルメみたいなものだ。
 そしてそれは決してビビッドな美味しさではなく、ほのかな旨さだ。

 これが尾を引き、私のマクドでのイチ押しだ。
 軟弱なハンバーガーより、強固なマフィンをあなたもいかが。
コメント
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