★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

勝つと思うな

2019年09月26日 13時15分23秒 | 徒然(つれづれ)
 朝のウォーキングの最中に、行き交う車のキリ番ナンバーを見つけるのが日課になっている。
 ウォーキングの単調さを紛らす私なりのゲームみたいなものだ。
 見つけよう見つけようとすると見つからず、他のことを考えていると、突然現れたりする。

 昔、美空ひばりが「勝つと思うな、思えば負けよ」と歌っていたが、念じれば念じるほど、求めるものは巡ってこないような気がする。

 競馬にしてもそうだ。
 勝とう勝とうと思えば負けるし、逆に負けてもいいかと思っても当然負ける。
 要は無心になることが重要なのだ。

 では、無心になるにはどうすればいいか。
 一番簡単な方法が他のことを考えることだ。
 想念をその他のことに集中させるのだ。

 以前、238万円の馬券を取ったことがあるが、その時も当たるとは思わず、レースを見ながらウクレレの練習をしていた。
 我に返ったのはゴール前100mのあたりだ。

 競馬に限らず、大学受験の時もそうだった。
 地方受験の会場の席に着いてから、前の晩に用意していた筆記用具の入った筆箱を忘れたのに気が付いて、頭が真っ白になった。
 幸い学生服のポケットにいつもシャープペンシルを入れていたので、なんとかそれで試験を乗り切った。
 その時は試験に受かることより、そのラッキーなシャーペンで回答を埋めることに集中していたように思う。
 
 また中途採用で受けた会社の社長面接での、社長のあまりの無礼さに、不採用覚悟でチャランポランな受け答えをして、結果、採用されたという経験もある。
 その時も無心の境地だったのだろう。

 希望する結果を切に求めるのではなく、それはそれで置いといて、他のことを考え、無心の境地になれるよう日頃のイメージトレーニングが大切だ。


 *本日のキリ番ナンバープレート
  9000、2000、8000
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