都会 vs 田舎

　都会での脱サラ後や早期リタイア後、あるいは老後に、田舎に移住するという人間が少なくない。

　昔はUターンとかJターンとか言ってたけど、今は普通に田舎に移住と言うようだ。
　特に田舎から都会に出てきた人間は、歳を重ねるほど、田舎に戻りたいと思うようだ。

　私は九州の辺境の田舎町から、大学入学を機に京都へ出てきて、その後、大阪に定住した。
　高校までの田舎生活にホトホト嫌気がさして、憧れの都会に出てきたのだ。
　古希を過ぎた今でも、田舎に戻りたいとは一切思わない。
　
　情報量や利便性のメリットのほうが、物価高というデメリットを上まわるのがその理由だ。
　特に高齢者にとって、交通機関や買い物の利便性、急病の時の救急対応は、都会のほうが格段に優っている。

　都会は人間関係がギスギスしているとか、せかせかと忙しそうとか、通勤ラッシュや大気汚染などのデメリットはあるけど、引きこもり年金生活の私は、それらとは縁遠い。
　すでに実家じまいもしているし、親類ともほとんど交流もないので、故郷は遠きにありて思うものを地でいっている。
　

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに、磨きがかかってきた気もする。でも、そのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがあるんだよね。　そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★　拙著電子書籍ラインナップ・ここから、またはプロフィールのQRコードから買えます。
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