★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

活字離れは当然か

2024年10月31日 11時05分12秒 | 徒然(つれづれ)
 若者の活字離れが話題になって久しい。
 今や若者に限らず、中高年もその傾向は顕著だけどね。

 新聞や書籍はもちろん、インターネットの、ある程度以上の長い文章を読むのも面倒らしい。
 読むほうだけでなく、書くほうも激減している。

 今や文字を書くというより、入力するというほうが時流にマッチしているよね。
 それもほとんどが、LINEやX(旧Twitter)に代表されるような短文だ。

 他のSNSにしても、画像や動画がメインで、文章はほとんど添え物程度だ。
 思いを伝えるには、百聞(文)は一見に如かずで、文章より画像や動画が手っ取り早いのかもしれない。

 そんな風潮ゆえ、若者世代は、小説や評論などの長い文章に抵抗があり、中高年は老眼で文字が見えにくく、読むのが面倒になる。
 それを読み手の退化というべきなのか、長い文章の必要性の低下というべきなのか。

 文章自体は言葉と同様、意思や情報を伝えるコミュニケーション・ツールだ。
 長い歴史の中で、それが時流に合わせて変化するのは当然だろう。

 長い文章が短い文章に淘汰され、それで思いが伝わるのなら、それに越したことはない。
 その補助的な役目を担っていた画像や動画が、今や意思、情報伝達の主役になりつつある。


ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに、磨きがかかってきた気もする。でも、そのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがあるんだよね。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから、またはプロフィールのQRコードから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

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