テレビの終わりの始まり

　現代の子供や若者は、Z世代やデジタル世代、スマホ世代などと呼ばれる。
　生まれた時からパソコンが身近にあり、電話は固定電話ではなく、もっぱら携帯電話だ。
　ダイヤル式の電話機など見たこともないらしい。

　古希を迎えた我々昭和世代だと、その昔は現代っ子や鍵っ子、テレビっ子などと呼ばれていたものだ。
　特にテレビは我々世代にとっては、娯楽や情報収集の最たるツールだった。
　子供の頃は、わくわくしながら新聞のテレビ欄やテレビガイド誌を見て、どの番組を観ようかと迷っていたものだ。

　それが今やテレビはオールドメディアなどと揶揄されている。
　その情報発信は、偏向、ミスリード、扇動まがいで、後発メディアのSNSや、YoutubeやNetflix などのコンテンツに取って代わられようとしている現状だ。

　今やテレビのメイン視聴者層は、我々より上の世代と、アイドル推しの一部の若者層に限られた感がある。
　テレビっ子といわれた私でさえ、テレビを観るよりネットを観る時間のほうがはるかに長い。
　私がテレビで観るのはニュースくらいのもので、あとは、BGM、あるいはBGVかわりに点けているだけだ。

　あと10年もすると、テレビはその他の後発メディアと同列のメディアのひとつに成り下がるに違いない。
　

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに、磨きがかかってきた気もする。でも、そのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがあるんだよね。　そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★　拙著電子書籍ラインナップ・ここから、またはプロフィールのQRコードから買えます。
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