ホリスティックライフ in 世田谷

都会の中の田舎に住み、ウキウキ、ワクワク楽しく暮らす。
キーワードは、ホリスティックライフ。

『絶対ボケない生活』

2014-05-07 21:40:41 | 最近読んだ本
フレディ松川『絶対ボケない生活』(廣済堂出版・健康人新書)

気になるタイトルですね~。
思わず読みたくなりませんか。

認知症患者を30年以上にわたって
診察している医師が書いているので、
リアルです。

いきなり、ですが、
認知症になりやすい人は
元公務員と専業主婦、だそうですよ。

ちょっとドキっとしたアナタ、要注意ですよ。

元教師も社会や国語の文系は危ないらしい。

まあ、つまりは脳をあまり使わず
緊迫感もなく過ごしてきた人々。

首になる心配もないし、
会社が倒産する心配もないし、
ごもっともですね。

あと、認知症になるのは女性が多いそうですが、
女性のほうが長寿だから当然。

とはいっても、心配しないでね。

以下、抜粋。

<ボケやすい性格>
・なにごともきちっとしていないと気が済まない。
・いい加減なことが許せない。
・決められたことは、忠実に守る。
・世の中の常識を大切にする。
・他人に迷惑をかけることは、決してしない。
・待ち合わせには、必ず先に行って待っている。
・無駄遣いはできるだけしない。
・賭けごと、女(男)遊びは一切しない。
・自分はエリートだと思っている。
・趣味は少ない。
・人とつきあうのが苦手、孤独が好き。

<ボケにくい性格>
・おおらかで、物事にこだわらない。
・ロマンチスト。
・言いたいことは、どんどん言う。
・約束をしばしば破る。
・宴会の幹事を率先してやる。
・競輪、競馬、パチンコ、麻雀大好き。
・興味のあることなら、どんどん突っ込んでいく。
・人と会うのが好き。
・つらいことが嫌いで、楽しいことが好き。
・ブツブツ文句ばかり言う。

ですって。
なんとなく分かりませんか、この違い。

生真面目で、几帳面な良妻賢母は
ボケそうですね。

そういえば、パーキンソンもそんな人がなりやすい、
と聞いたことがあります。

「なんとかなるさ」がいいみたいですよ。
あ、それって私は得意かも。

出来の悪い息子や娘を持つと、親はボケない。
へぇ~、私、親孝行しているかも。

ボケ防止に朝の散歩もいいらしいですね。
それも、ただ歩くのではなく、
四季の変化を感じながら、観察しながら歩く、
そんな散歩がいいらしいです。
そう、頭と五感を働かせること。

カラオケは最高のボケ防止ですって。
それなら、合唱団も効果あり、ですね。

ボケない最後の切り札は「生きがい」。

ということで、この医師は引退する予定はないそうで。

あと、ボケの初期症状を見逃さないのが大切。
あとで思えば・・・ではなくて、
初期症状をしっかりキャッチすると、
その後の進行にも影響するとか。

初期症状とは、
同じことを何度も聞く。
いつも何かを探している。
なんだかぼんやりしていることが多くなった。
好きなことをしなくなった。

観察してみましょう、気になる方は。

「生きがい」は「喜びを得る」こと。
人が喜んでくれること、人のためになること、
小さなことでいいからそんなことを「生きがい」にすれば、
認知症はあちらからやって来ない、
はずです。
コメント
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