青森～弘前駆け足旅行＜４＞

黒石から弘前まで、また岩木山のお姿を拝見しながら、
ゴトゴト、オンボロ電車旅。
帰りは青森空港から飛行機で帰るので、弘前から空港行きのバスで移動。

青森滞在中、電車やバスで目にした緑の光景は、
そこが「青い森」であることを感じさせてくれました。
緑が広がる森が本当に多く、植生も自分が知っている場所と違って
針葉樹林が中心で、本州の北の端に来たんだ～と実感しました。
思えば遠くへ来たもんだ～。
空港もまさに「青い森」の中。周辺に何もない場所でした。
弘前からも1時間かかる、ちょっと不便な……。

展望デッキに行ってみたら、ちょうど飛行機が着陸するところでした。



おお！例のDHC-8のプロペラ機ではないですか！宮古ー多良間で乗って感動した、あのプロペラ機！
新千歳空港から来たみたいです。短距離区間ですからね。



例の短いタラップを手で運んでいます。降りて来た乗客は、かなりの人が写真を撮っていましたね。
気持ち、分かります～～～。

当然、また新千歳行きになると思っていたら、なんとなんと、
大阪（伊丹）行きでこの機材が使用されていたのですよ。びっくりびっくり。
短距離区間用だと思っていたので。

私は羽田行きに乗るべく待っていたのですが、思わず、ANAの係員に、
あの機材で大阪まで飛ぶんですね、と聞いてみたら、
そうなんです、2時間、頑張って飛ぶんですよ～と言っていました。
これは、大発見でしたね。
プロペラをブルンブルンと回して一生懸命飛び立って行く様子を
見ることができました。

今回は乗り物の楽しさもたくさんありました。
初日、三内丸山遺跡から青森駅まで「ねぶたん号」で移動した際も、
津軽海峡フェリーのターミナルを経由して、
巨大なフェリーのすぐ近くまでバスが回って行って感動したし、
広大な駐車場をスイスイ走るのも爽快でした。
黒石のオンボロミニバスも、東急払い下げのオンボロ電車も
地方ならではの体験です。楽しかった～。