大惨事にならなくてよかった

ロイター通信より。

米アラスカ航空の旅客機が1月5日、飛行中に側壁の一部が吹き飛び緊急着陸した問題を受け、米連邦航空局（FAA）は6日、安全点検のため同型機の一部となる171機に対し運航停止を指示した。
事故が起きたのは米ボーイングの主力旅客機「737MAX 9」。
5日にオレゴン州のポートランド国際空港を離陸し、カリフォルニア州オンタリオに向かうため上昇中に、機体の左側の一部が吹き飛んだ。
パイロットはポートランド空港に引き返し、乗客171人と乗員6人は全員無事だった。

アラスカ航空が運航する新型機ボーイング737MAX 9の側壁が吹き飛び、オレゴン州ポートランドの空港へ引き返し、緊急着陸した。
米連邦航空局は、同型の171機の運航一時停止を指示した。
1月5日夜、離陸後の上昇中に機体の左側の一部が吹き飛んだため、パイロットは空港に引き返し、乗客171人と乗員6人は全員無事だった。
「寝ていたのだが、機体が落ちるのを感じた。酸素マスクが下りてきたので、乱気流ではないなと思った。ああ、これは何か違うなと。そしてパニックになった」

乗客のエマ・ブーさんはこう話した。
「その瞬間は、何が起きているのか分からず、大泣きした。でも周囲の多くの人たちは、こんな状況にもかかわらず、想像よりずっと落ち着いていた」
737MAXは2018、19年のインドネシアとエチオピアでの墜落事故で計346人が死亡し、2019年3月以降、連邦航空局により運航停止に。
アラスカ航空のミニクッチ最高経営責任者（CEO）は声明で、65機の同型機について、予防的整備と安全点検を行うと述べた。
数日以内に完了の見込みだという。

構造的欠陥の原因や負傷者についてはまだ不明だ。
米国家運輸安全委員会は6日、専門家チームが現地入りすると発表。
ボーイングも事故について調査中だと発表した。
連邦航空局のデータによると、事故機は昨年10月下旬にアラスカ航空に納入され、11月上旬に認証された。＜了＞

また737ですか。
やはり構造上の欠陥（問題）があるんじゃないかなぁ。
今回は乗客、乗員の全員無事だったが、大事に至った可能性もあった。
今年は年明けの羽田の衝突事故といい、飛行機事故が相次いで起きるんじゃないか？
こういうことは続くことが多いからね。
そんな良からぬ予感がします。