虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

果報は寝て待て

2010-06-04 08:22:52 | 社会
私はかなりが付くほどの「せっかち」で、何事もガチャガチャと組み立てていく傾向が強い。
そのため、何らかの理由で焦らされると、ムカっとしてしまうことも多かった。
とくに、20~30歳代前半は、そのようなことでイライラしていた。
生まれつきの性分だから、仕方がないのかもしれないが、周囲の人たちを困らせていたことも多分にあっただろう。

ただ、相手の側にも何らかの理由があって、結論(判断)が遅くなっているのだろうから、じっくり待つ必要があるのも事実。
その状況を受け入れる度量がかなり少なかったことは、反省すべき点である。
最近になって、そのように(=反省)考えられるようになりました。

とくに、社会が疲弊していて、動きが鈍い(そう感じるだけかも?)現代においては、自らがやることはしっかりやった上で、相手に下駄を預けるくらいの精神的な余裕が必要なんだろうと感じている。

そんな私も今年で「不惑」を迎えるので、これからは今まで以上にじっくりと物事に取り掛かろうと思っているのです。
しかし、現代社会においては、ある程度のスピード感も求められますので、バランスよく使い分けていかねばなりません。
なかなか簡単には変えられないでしょうが、徐々に変えられれば…。ガンバリマス!

「果報は寝て待て」=幸福の訪れは人間の力ではどうすることもできないから、焦らずに時機を待つといい。
「急いてはことを仕損じる」=焦って物事をすると、却って失敗する。急ぐ時は、むしろ落ち着いて慎重に物事に望むべき。

以上のことわざを肝に銘じて「不惑」を迎えてみようと思います。

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