今日は秋葉原へ行きました。
ブックオフに行って、文庫本コーナーに行くと、探していた本を見つけました。
宮脇俊三著「平安鎌倉史紀行」講談社文庫。
「古代史紀行」「室町戦国史紀行」はすでに持っていました。
この歴史紀行三部作は宮脇俊三の晩年の作品です。
ずっと読み続けていた宮脇さんの本でしたが、「室町戦国史紀行」のあとがきに、自身の体力の衰えを告白し、これ以上の歴史紀行ができないと書いてあったのを読んだときはショックでしたっけ。
そのあと、宮脇さんが死んだのを知った時、とってもさびしかったです。
宮脇さんの紀行本は時がたてばたつほど、時代の記録として価値を増してくると、今読めば読むほど感じます。
しかし、作者の死後、時間が経つほどに、その人の本が手に入りにくくなるのも、困ったもんです。