きのうの夕方、何気なくNHKBSプレミアムを見ていたら養老先生が出ていました。
その中で「親孝行したいときには親はなし」という言葉が出てきました。
養老先生は、親が死んだ時点で人は変わってしまうのだと語りました。
変わってしまったのだから、そこで何を考えても、親がいた頃とは一貫性がないみたいな話でした。
親がなくなって、やっと親孝行がしたくなるものなのですね。
同じように自分と関わりのある人が死ぬ度に、自分は変わっていくものなのだとのことでした。
うちの庭に植わっている木々はもう死んでしまった人が植えたものです。
人は死んでも木は生きていく。考えれば不思議なものです。