歯磨き粉の味(主人はエチケットライオンしかダメ)にも慣れ、
烏龍茶(サントリーしかダメ)の味にも慣れた私が、いまだ慣れないものがある。
それは、
主人が帰宅する頃に仕上がるよう大急ぎで作った熱々のご飯を前にすぐ食べないで、
「片づけるまでが料理だ」と言って主人が台所を片づけ始めること。
たとえ息子の運動会でも、まず掃除。
出かける前、台所に残る洗い物をすべて片づけないと出発しないこと。
家族で出かけ私が車の中で寝ようものなら、
「運転する私(主人の自称)を励ますものだろう」と私が寝ることを許さないこと。
あぁ どうしてこんな人と結婚してしまったんだろう・・・
「僕はみち子さんを幸せにする自信はないけれど、僕が幸せになる自信があります」
映画『釣りバカ日誌』 はまちゃんのプロポーズシーン。
プロポーズの言葉もなかった我々にこんな回想シーンなどないのだが、
私がたちかえる思いがあるとすれば、
あの時思った「私はこの人を幸せにできるかもしれない」だ。
どうしてこんな人と? の答えが我が内にあって苦笑するしかないのだが、それも悪くない。
幸せな結婚生活を夢見ていた私が、幸せにしてもらう婚ではなく、
幸せにできるかもしれない婚を選んだのだ。ちょっとは大人になった感。
婚活。
私を幸せにしてくれる人を探すより私が幸せにできる人を探すといいのかも?
だって、はまちゃんのプロポーズをきくと、
どんなにはまちゃんがみち子さんを想っているのかが伝わるんですもの。
愛する女性が愛される女性・・・か。4回目の結婚記念日を終えて(反省を込めて)思うこと。
※前半10行はいらない文章なのであるが、
この10行はあえて主人に読んでもらいたいから削除せず、掲載。
まあ、ここで訴えても自分を曲げる人ではないので変わらないのだけれど(笑)