第458話 女の手

2012年08月01日 06時06分55秒 | Weblog

私が結婚して思ったこと、それは「女性の手がいつも濡れている」ということ。

炊事洗濯、手を拭いたと思ったら、また水道の蛇口をひねらなければならないことの連続。
(今、蛇口はひねることなく、あげさげで水が出るのだろうが)
一人暮らしも経験したが、洗い物は自分のものだけ、洗うタイミングは自分で、
だから、終わったと思ったら、また、洗い物が出てくる今の状況とは異なる。
妻の手時代より母の手時代の方が水に触れる機会が多く、当然、手が荒れる。
独身女性の手が綺麗なのも、若さだけではなく、水仕事による影響が大きいと思われる。

映画「風の谷のナウシカ」で
「わしらの姫様は、この手が好きだと言ってくれる。
 働き者のキレイな手だと言ってくれましたわい」という台詞が私の泣き所であるが、
これを主人に期待するのは難しく、また、営業職ゆえ手先には細心の注意を払いたい。
「はたらけど はたらけど猶わが生活楽にならざり ぢっと手を見る」(石川啄木)
じっと見る、男性は手のひらイメージだが、女性は手の甲。
女性は首と手に年齢があらわれる。 地道にケアしていくしかないであろう。

コメント
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