前話の流れから
もう少し いじめ について考えてみる。
担任の先生がいじめが行われていることを知り、
生徒に「いじめはやめましょう」と訴えたからといって
ピタッとおさまるとは思えない。
自分の もうひとつの顔を知られた加害者が抱く
被害者への逆恨みも気になるところだ。
いじめ という直接的な注意喚起より
命の大切さを語るという間接的な授業で
思いやりを育んでいただきたいと思う。
余命短い幼児に「命の不公平」を問われたら?
の記事を読む。(小林公夫著)
「あなたが虚しく生きた今日は、
昨日亡くなった人があれほど生きたいと願った明日」
いじめ にまったく関係ない話だが、
命の尊さを感じる話から 生きていることのすばらしさを感じてもらう。
生命誕生から存在の奇跡を感じてもらうのもいいだろう。
自分の生い立ちを振り返り、綴ることで
ここまで大きくなるまでに どれほど多くの人の手(愛情)をかけて育ったのかを感じ、
自分以外の人間にも 同じように ある ことを想像して欲しいと思う。