第1031話 嫌われる勇気

2015年07月28日 01時46分22秒 | Weblog

「嫌われる勇気」(著・岸見一郎、古賀史健) を読む。


アドラーの心理学では、過去の「原因」ではなく、いまの「目的」を考える。

「その行動の意味は何? 何か目的があって 今そう動いた?」

演劇をしていた頃、先生(演出家)によく言われたダメだしを思い出す。

次のアクションをおこすにも、次の台詞を言うにも

何か目的があるからこそ で、

何の目的もなく動くと、不自然(な言動) 極まりなくなる。

その行動の裏には意味がある

を、虚構を創り出す過程で考えることとなった私は目的論に納得、

原因論でないことに希望を見出す。


読み進むうち

なぜか 各章の終わりに 相田みつを の言葉が思い出される。

あなたの人生は「いま、ここ」で決まる

を読めば、 まとめ のように 毛筆の文字が ど~んと思い浮かぶ

いま ここ 自分・・・

いまが大事 みつを。

人はいま、この瞬間から幸せになることができる

を読めば、出でくる

しあわせは いつも じぶんのこころが きめる みつを。


心理学であり、哲学であり、宗教であり、「励まし」だから か、

「嫌われる勇気」になぜか「みつを」が絡み合う。(私だけ?)








 


 


 


 

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