夏休みの宿題代行業者があるという。
お子様の筆跡を真似て、作文。
ワークはお子様が誤る問題傾向を分析し、間違い含めて解答。
「この宿題は、子ども(本人)がやりました」 と欺くための巧妙な手口。
徹底的な代行ぶりである・・・
ニーズがあるからこそ 生まれた起業であるが、
幼い頃、教員(大人)を欺く方法を 親(大人)が教えてよいのだろうか。
「中学受験を目指し、レベルの高い課題に取り組むため」
だというが、社会人になれば、自分の意に添わぬ仕事、
無駄と思える作業に時間を費やさなければならないことだらけだ。
難問ではないが、時間のかかる面倒で地味な作業の数々・・・
その時、こんな無駄な作業はしない と逃げることができるのだろうか。
どんなに無駄と思える作業の中にも しなければならない理由がある。
そう思うと、
夏休みの宿題も 矛盾に満ちた社会人への大切な修行の場?
ワークは、自分ですることに意味があるのだろう。