007やミッションインポッシブルを彷彿させるアクションシーンから幕開け。
物語のスピード感とスケール感にこれが実写だったら・・・
と思わずにはいられない。
コナンは漫画原作のアニメなんだけど、
海外の実写アクション映画として観たかった ぞと(笑)
ストーリー上やむをえぬこととはいえ、
夜の観覧車を貸し切ってしまう少年探偵団の気持ちの赴くまま行動も
私の許容範囲を超えるレベルで、(彼らに我慢を教える大人はいないのかしら)
同じ子どもである息子も元太(ゲンタ)の行動に憤慨するほど。
ゴールデンウィークに自分の子を赤の他人(昼は阿笠博士、夜は毛利小五郎一家)
に任せる彼らの親の顔が見てみたい ぞと(笑)
子どもの純粋さに心動かされるストーリーであれば、
動かされしまう過去(子ども絡みエピソード)を設定して欲しい。
子どもを産んだことがあるのであれば・・・だが、
見ず知らずの子どもと数時間過ごしたとして 私なら変わらない。
たとえ名探偵の冠にふさわしい推理はなくとも、
行動の裏づけにあたる心理は丁寧に描いて欲しかった ぞと。
黒の組織絡みで、大人男子(パパ世代)受けする映画だろうが、
子どもと母親にはちょっぴり解せない ナイトメア。
全作品観ている私だからこそ
次年度は、ここ最近続いているアクションアニメからの転調を期待している ぞと。