第1338話 デトロイト美術館展

2016年09月26日 05時50分08秒 | Weblog

「デトロイト美術館展」大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち

モネ ルノワール ゴッホ セザンヌ マティス ピカソ

名だたる作品が一堂に集まるとあって、想像通りの盛況ぶり。

海を渡ってやってきた名画を前に立ち尽くす方多く、自分のペースで鑑賞できない。

 

漢字の画数にこだわっている息子はセザンヌの『三つの髑髏』を見て、

「画数調べて」と髑髏(漢字)との出会いに喜ぶ。

いまだ画数の多い漢字を探していたのか (第1294話「漢字に感じ」) 

驚きつつも『倒れた蝋燭のある静物』を見て、

「この蝋燭も画数多いんちゃうん?」とはりあう私。

大学時代の友人が好きなモディリアーニ。

昔苦手だった絵なのに、時を経て見ると心惹かれる不思議。

歳をとるのも悪くないとアクティブエイジイングな気持ち。

鑑賞の仕方は人それぞれ自由である。

 

帰宅後、息子にどの絵がお気に召したか?を問う。

「俺?、ピカソの最後のやつ」

「あのグレーの『座る女性』? ママもやで!!」

館内のショップでポストカードを購入しようとしたが、

あの淡いグレーと朱色の可愛い配色がうまく出ておらず、

暗いグレーに本物との違い歴然。ポストカードの購入をあきらめた経緯と、

主人にも私のお気に入りを伝えると「え、あれ・・・」

と言われた流れがあっただけに 息子との偶然の一致に感激。

心の中に・・・思い出深き1枚として残るピカソの『座る女性』。

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