「私立小中学校の授業料を補助=来年度から最大14万円」
そのニュースタイトルを見た時、
え、なんで?! 思わずのけぞってしまう。
訳がわからない文部科学省検討案、その先を読む。
「一定の年収未満の世帯も学費の高い私立校を選択できるように」って、
教育環境、教育レベル共に公立とは一線を画すからこそ高い学費では?
「文部科学省は子どもが私立に通う世帯の負担が重い状況を解消するために」って、
私立という重い負担にひきかえ、その魅力を選択をしたのは当事者では?
「また、公立の小中学校でいじめを受けたことを理由に私立に転校する生徒が一方、
経済的な理由で中途退学する生徒がいる、
文部科学省はセーフティーネットを設ける観点からも支援する必要がある」って、
色々おかしくないですか?
同じ理由で私立から公立へ、公立から公立へ転校するパターンもあるわけで、
公立から私立を選択したのはやはり当事者では?
公立でいじめが行われている状況他を改善する努力ではなく、
セーフティーネットとして設けるとは?
やむをえず私立というグレードアップの選択肢が理解できない。
「予算概算要求12億8000万円」って、
なんか違うんちゃうの?
もっと見直さなければならないことが他にあるんじゃないの?
我が息子が通う小学校の教室には
映らないブラウン管テレビがオブジェとしてのみあり、
昔の暑さと今の暑さは異なるであろうに冷房もない、
いまだ夏休みは昔のこよみ通りで土曜日の授業もない。
年間の総トータル授業時間は、私立よりぐっと下がる。
税金の使途についてもう少し普通感覚があってほしい。
久しぶりの、日本おかん党シリーズ。おかんが吠える。