バスの時刻表を確認すると、1時間に1本?!
6月だというのに灼熱のその日、ここで立って1時間も?
「ヒッチハイク、する?」
自分の中からこんな思いが生まれるだなんて・・・
「いやいや、ヒッチハイク、できる?」
突然、見知らぬおばちゃんが車の前に現れ、
駅に行きたいと言われても 受け入れ側に喜び、皆無。
まさか人生初・ヒッチが、この歳とは・・・
運転手さんもびっくり。そして、その夜の酒の肴、
運転手さんご家族に私の奇行が語られ、笑われることであろう。
「仮にするとして、ヒッチって、どうすればいいのかしら?」
どんなポーズ?
ドラマ「101回目のプロポーズ」、武田鉄矢の(車の)停め方、
あれは危険すぎる。出張先で事故ってのも・・・
かといって、映画で見たセクシー路線もハードルが高すぎる。
途中、すれ違う一般車に「ヒッチする、しない」の葛藤を
繰り返しながら黙々と歩いていると、駅が。
汗だくになりながら根性で乗り切る、この方が私らしい。
(いやいや、こんな時くらい料金気にせず、タクシー呼ぼうよ)