「今年のサンタさんへのリクエスト、どうする?」
そう息子に問いながら 腹のうちをさぐる。
もう、完全にサンタを信じてないな・・・
とうとう来たか、この時が。
(小学)4年の頃から あやしかったけれど、
兄弟のいるお友達ママから
「まだ信じているお友達に 言っちゃだめよ」の
ご協力もあってか
信仰時期は 比較的長かったと感謝する。
サンタさんは信じていないけれど、
欲しいものをもらえる機会は逃したくないようで
「サンタなんか おらんし」と言わず、
欲しいものを考える息子。(こういうズルさも・笑)
ここぞとばかりに入手困難なもの、高額なものはやめてほしい。
「あまりサンタさんの負担にならないものをお願いね」と
釘をさす。
「もう そろそろ決めないと、
世界中の子供たちの分を用意するサンタさんが間に合わないわ」
「世界中の子供たち ねぇ~」
小学校で 友達同士 サンタさんが誰かという話になり、
グループの中で (息子ではなく) ひとりだけ
6年生になっても信じていた という。
「その子は、一人っ子?」
「いや、三人兄弟の末っ子」
ご両親もさることながら、上のお兄ちゃんたちの協力もすごい。
「で、結局、プレゼントは何にするの?」
この機会を逃さず、より高額なものをと
練りに練って考える 息子の物欲を見つめる。