息子が修学旅行に行った話をすると、
友達に 行き先を聞かれる。
「平和学習で、ヒロシマ」(第2410話)
私自身、原爆ドームの資料館が怖くて
行ったことがない。
友達が 資料館で見た写真の話をしてくれた。
子どもが瓦礫の下敷きになり、
通りかかった大人が助けようとする。
が、重くて 助けることができない。
その様子を見た子どもが
「ありがとうございました。もう充分です。
両親に私を育てていただき、
ありがとうございましたとお伝えください」と。
電車の中で 一度さらっと聞いただけなので
台詞が間違っているかもしれないが、
そんな感じだったと記憶する。
子どもが敬語を話していた時代。
年長者を敬っていた時代。
「平和」と共に
美しい日本語 と 日本人の美しい心 に思いをはせる。