第2864話 夜と霧

2021年02月04日 08時00分00秒 | Weblog

「言語を絶する感動」と称される

フランクル著「夜と霧」。

心理学者が語る

ドイツ強制収容所の体験記録。

新版・池田香代子訳 を読む。

 

(私には)

言語を絶する 感動というか、状況。

もしも、私だったら?

恨めしく、ひつこく

語ってしまうであろうところを

心理学者視点で 淡々と語られる。

よくぞここまで・・・

感情的にならず、強制収容所体験を

冷静に描写できるものだ。

 

人間とはなにものか。

人間とはなにかをつねに決定する存在だ。

人間とは、ガス室を発明した存在だ。

しかし同時に、ガス室に入っても毅然として

祈りのことばを口にする存在でもあるのだ。

(本文・145頁末文より)

 

人間は人間に

ここまでできるのかという現実。

そして、たとえ

そのような環境下にあっても

保つことができるのだという希望。

何のために 生きているのか。

生きる「意味」の追求。

 

「夜と霧」・・・

初版から続く 邦題がいい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする