こだわりの強い2歳児。ひとつのものをこよなく愛す。
「これ、イヤ。あれ、イヤ」と今日着ていく服を選ぶのも大変な作業だ。
自分の趣味にあうものでないと着ない。
お気に入りの靴下なんて一週間フル活動である。
色あせ薄くなる靴下、このままではこの靴下は過労死だ。
休息のためとこっそり隠し、「靴下、選んできて」と促す。
器用に見つけ出し、「久しぶりに、これ、しよか」 久しぶりって、毎日それやろ・・・
車を見に行く。
並ぶ新車を前に、いつの間にやら主人が自分の車(買い替え)の相談をし始めた。
私の車を見るのが本来の目的だったのに・・・
仕方がないので、息子と共にお子様のプレイコーナーに行く。
そこに、大きな白い犬のぬいぐるみがあった。
「ママ、持ってぇ」
手渡され、
こいつは知らないフリをして、私が人形を動かしていることを知っているのではないか、
と思いながら聞けず、人形遊びの幕開けとなる。
人形の後ろに不自然に私がいることにまったく気づかぬ様子で息子が犬と交流している。
私も犬になりすまし、新鮮に息子に問う「あなたのお名前は?」「Kです」
「何歳ですか?」「2歳です」
親睦を深めようと彼が自発的に自分のことを語り始める。
足の裏を指さし、「Kの足、ツルツルやで」得意げに・・・
よりによってそこかぁーっ 彼のお気に入りパーツ。
犬にどうにかこうにか自慢のツルツルをわかってもらおうと、「K、靴、脱ぐ」
突如、犬の背後にいる私に視線をうつし、靴を脱がしてくれと訴える。
えーっ、脱ぐの・・・その間、犬ぐったり。
「持ってぇ」
絶対、私が操っているのがわかってるやろ、と思いながら聞く勇気もなく、
犬を間に、親子で「ツルツル」「ツルツル」言い合う恥ずかしさよ。
「いやぁ~お待たせしたねぇ」
店内の暖房かそれとも興奮か少し発汗しながらパパが「車、買うことにした」えーっ。
私の車の前に自分の車?!
今乗っている車とまったく同じものを購入する、らしい。
ここにもう一人、こだわりの強い男が・・・
追記
結局、足の裏のツルツルを見せ、息子の友となった犬。
車に乗り込んで出発しようとすると「もう一回、白い犬にバイバイするぅ」大粒の涙。
「じゃあ、もう一回だけやで」
担当ディーラーが笑顔で「何か?」「いえ、あの白い犬に・・・すみません」
今度こそと車を走らせたとたん「白い犬に会いたい」と号泣。
再び戻る私たちの車の元へ担当ディーラーが近寄ってくる。
「いえ、お恥ずかしい。あの犬にもう一度」を3回繰り返し、強行突破する。
車中で白い犬を思っては泣き続ける息子。
咳き込み、呼吸困難になるほどあの薄汚れた犬を・・・
もう今売ってないよあの犬、の一品。あぁ ほんと疲れる・・・
そのフットワークの軽さ、素晴らしい
・・・って、ご主人の車になってしまわれたんですね
我が家は子供が産まれて以来、
スライドドアのミニバンですが、
やっぱり独身の頃とは車選びの視点が変わりました
納車までのワクワク感といったら、
なかったです
さて、とーまchanちには、一体どんな新車が
やって来るのか、はたまた、とーまchan用の
セカンドカーは何になるのか、今後の進展を
楽しみにしています
しかも車は旦那さんが買っちゃってるし(笑)
いやいや、その行動力と経済力に脱帽です。
え?
僕?
僕は今まで車を買った経験すらありません。
いつまでも実家の車を借りるダメなやつです。
もし車を持つとしたら、夢は自家用バスです(笑)
大型免許もないので、なかなか実現しませんが…(^-^)/
スライドドアのミニバン。
荷物多く入る。
子供が何も考えず思い切りドアをあけても、
隣の車を傷つけることがない。
まさに、子育て家族にぴったりの車ですね。
できれば、私も子供目線での車選びをしたかったのですが・・・
ホンダに軽のミニバンがない。
また、私は丸いものが好きで、車のライトも丸い車が好きなんですけど・・・
ホンダに目の丸い車がない・・・
ぜひともホンダには今後目の丸い女性向けデザインを開発してほしいものです。
なぜホンダか?
主人がひとつもものをこよなく愛するタイプなので、車はホンダ以外乗りません。
そして、彼の車はいつも「黒」と決まっています。
車種は、前車種と一緒なので・・・
実は、このブログで彼の車について語っている話があるんだよ。
第127話 インスパイア
このインスパイアというのが車の名前です。
あれは私の結婚のピンときた霊感とかけての題名だったのです(笑)
ということで、私の車より先に納車される車は前車と変わらず、インスパイアの黒。
私の行動力も同時購入は厳しいので、
私は3月購入予定の心づもりでおります。
それまで進展しないけれど、気長にお楽しみにね。
主人と私はなかなか休日があわないので、
休日があうお正月休みとディラーの初売り営業開始日がちょうど4日からと重なったから。
あの話はすでに明日見に行くぞという決意の中で書いていたし。
今なら補助金減税、がいつまで続くかわからないし、で。
やまちゃむが旅に時間とお金をかけているのとおんなじで、
主人は車が趣味だから。
自己の思いと資金を車に投資してきたわけ。
お互いに長く独身時代を過ごしてきたので、
自分の生活スタイルがすでにできあがって、崩せません。彼が。
なので、言っても無駄と最終的に私は主人の趣味に反対しません。
それに、購入は主人のお金だしぃ。
家族のお金として彼の資金に執着しないことにしているので、
後は野となれ花となれです。
まあ、それは我々が共働き、かつ、二つの財布で生活をしているからというものあるでしょう。
家族のお金として執着はしていませんが、
それでもやはり同時に2台購入は厳しいので、
私の車は春にズラします。
結婚に伴い新居を構えたわけでもなければ、
仕事の都合とはいえ新婚旅行にもいっていない。
休日がなかなかあわないので家族旅行もあんまり・・・
というつつましやかな生活の中、ようやく貯まった軍資金をというやつです。
彼の車選びは家族車ではなく、自分車です。
自分の好きな車に乗って快適に通勤できることで、
彼が日々仕事のしんどさを少しでも乗り越えることができるなら、
新車購入もやむなしというわけです。
心の健康は欲しいと思った時、なかなかお金で買えませんから、
事前に自己投資をして、魂を守っていただくというのが妻の思いです。