第897話 バレンタインデーの思い出

2015年02月23日 22時00分12秒 | Weblog

小学校低学年のある日。

同じクラスの男の子とお母様が、夜分遅く我が家を訪ねて来た日のことを思い出す。

玄関で頭を下げる2人。その日、2人が訪ねて来たのは、

珍しくもない どこにでも売っている私の鉛筆を彼がとったから・・・

 

小学校中学年の2月14日。

私はクラスの男子に呼ばれ、「約束したチョコは持ってきたのか?」と問われる。

約束した覚えもなく、用意していなかった私に彼は、放課後必ず買って持ってくるよう命令する。

私は彼の怒りに怯え、不本意ながらも チョコを買いに自転車を走らせた。

 

今にして思えば、そんな小学生時代こそ我が人生、最大のモテキであったと思われる。

もうあれほどのビックウェーブが来ることはないのだろう(涙)

なぜいじめられるのかわからず、自覚せぬまま過ぎ去ったモテキが悲しい。

 


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