第1647話 不時着する流星たち

2017年10月03日 06時30分00秒 | 読む(小説・物語)

不時着・・・

制御不能になって、目的地以外の場所に到着すること。

 

小川洋子著「不時着する流星たち」

奇異な世界の扉を開いたのに、

なぜか 私にもわかる 世界がひろがっている 不思議。

特異な物語を 詳細な描写がとらえる。

わからぬまま わかるところへ連れ去られる。

 

本を読む時、

字体や文字の大きさ、行間(余白) に好みがあって・・・

購入に至るかどうかまで影響を及ぼす。

小川洋子さんの作品は、

手にとった時の、目の前にひろがる言葉の様子も 私好みで

本棚の一角を占めていく。


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