目に涙をためて 「もうママはいっつも俺の話をきいてくれない」 と
息子が言う。 それは、かつて私が母親に思い、放った言葉とまったく同じで・・・
母親はどうして子どもの話をきくことができないのか 振り返る。
息子いわく「え、なんて? もう一回言って」も多いらしい。
普通の顔をして立っているにもかかわらず、
心ここにあらず、な時間がかなりある ということ?
息子の言葉が届かぬほど 頭の中を占めている問答は何か・・・
それは、その時々に色々あるけれど、
これからどうしようか? 家事等の段取りを考えてたり、
息子の行動を見て、これからどうなるのだろうか? 心配したり、
未来に思いをはせている時もあれば、
過去(といっても遠い昔の話ではなく過ぎ去った直近のこと)を引きずり、
職場等の悩みに悶々と浸っていたり。
今時ママは、ひとりでこなさなくてはならないもの多く、
たえず時間に追われ、情報に押しつぶされそうな子育て環境。
気持ちの切り替え下手も影響し、体より心がせわしなく、
子どもの話をきく余裕を失ってしまう。
未来に、過去に振り回され、今を生きることの難しさよ・・・
「早く起きなさい」「宿題しなさい」
息子の話は聞かないのに、
息子に聞いてもらおうだなんてそんな都合のいい話。
こちらの「勉強してほしい」もそろそろ聞いてもらいたい、
彼の話を聞いて 良好な親子関係を築きたいものである(笑)
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