第212話 ノミ友達

2009年06月06日 04時50分33秒 | 子育て・「おママごと」

期間限定の専業ママ。
育児休暇終了目前、
この場(ママ友達との共有時間)から自分だけ抜けていかねばならぬさびしさ。
働き始めてすぐ、いつも通っていた児童館の保育士の先生と道で偶然会ったのだが、
息子は先生に人見知り。もう忘れてる! 
ならし保育期間の児童館から保育園へのシフト。切り替え、早っ。
子供のその順応力に驚いた。
一方、私はいまだ疎遠になったママ友のことを思い出し、
慣れぬさびしさを味わうことしばしば。
「働き始めてから専業ママ友付き合いが残るのは、一人かな(笑)」
そう言っていた先輩共働きママの言葉は格言となった。

ママ友の中に、育児に専念しながらも自身のスキルがさびないよう
週1、2回のペースで働いているちょい働きママ・Yちゃんママがいるのだが、
私が働き始めてからもちょくちょくメールをくれる。 嬉しい。
我が家は主人が出張・残業等で留守がちなので、息子が病気だといえば、
「何か必要なもの、お持ちしましょうか? 買い出しならおっしゃってくださいね」
「万一のとき、うちのパパの車を出しますんで、おっしゃってくださいね」
申し訳なさが先立ち、甘え下手な私はそのお言葉になかなか甘えられないけれど、
支えになる。
「主人が餃子を作りすぎたので、食べていただけませんか?」
夜、家族3人で届けにきてくれた餃子。
開けると、容器の片側に餃子が偏ってくっついている!
Yちゃんが運んできてくれた餃子・・・心にしみる。

平日会えないからといって、休日、家族団らん日にこちらからなかなか誘いにくい。
受け身にならざるを得ない身の私に「お休みの日に、公園に遊びに行きませんか?」
お誘いメールも嬉しい。
これまで週末息子が体調を崩しがちだったのと、通院や用事、雨が重なったりで
なかなか実現できなかったが、このたびようやく5月に決行できた。
公園で遊んで、お昼はYちゃん家で手作りおにぎりパーティー。
息子は「よそん家のおもちゃ」に大興奮。
天上からのびる電気のひもに2人で大はしゃぎ。ケタケタ笑ってる。
このくらいの時って男の子より女の子の方が大きいよね。2人並んでいる姿が姉弟みたい。
親達も笑う。

息子がはまったよそん家のおもちゃ。アンパンマンのコロロンどうぶつパーク。
Yちゃんのご好意に甘えて、今、我が家にある。
Yちゃんのおもちゃだからね、壊しちゃだめだよ。丁寧に遊んでね。
いいつけを守って遊んでいる姿がほほえましい。
蚤の夫婦なんて言葉があるけど、YちゃんとK(息子)はノミ友達、だね。
Yちゃんママへ。
子供は子供同士。親は親同士。また、遊びましょう!

追伸。
Mちゃんママへ。
年賀状に、「なかなか会えないけど、いつも心の中にいるよ」のメッセージをありがとう。
私はMちゃんママの清い心の中の片隅にでも住めて嬉しいです。
子育て以外の話をしたい。なぜかそんな気になる、気になる存在です!

Yちゃんママへ。
日曜、ホンダのショールームでのばったり再会は驚きました。
Yちゃんの「こんにちは」の素敵な挨拶に刺激を受け、
息子に「こんにちは」、しこんでます(笑)
親の期待とは裏腹に、本人は駅名や電車名を話します・・・


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは。 (てんとう虫)
2009-06-20 16:56:00
お久しぶりです。
お元気? 久しぶりにブログ観たら グリーンになってたから ビックリしたよ!
いつ観ても とーまちゃん 頑張ってるね。
ブログ観るたびに 私も 
頑張らなくちゃって 思わされてしまうわ。

仕事してるわけでも ないのに 色んな事に 振り回されて。なにやってんだか。

でも、明日あたりから 久しぶりに 仕事の助っ人 行ってきやす! 

とーまちゃんを見習って がんばるわ!

また、見かけたら 声かけるね。
油断しちゃダメよ!
相変わらず、ブログの内容と全然違う コメントで ごめんね。  
ではでは、ごきげんよう。

返信する
てんとう虫様 (とーま由花)
2009-06-21 22:52:51
こんばんは。

真緑でしょ?
気分変えたかったんだろな~
更新がなかなかできませんが、
日々コメントがないか? 何人の方に見に来ていただいているか?
チェックするんですけど、
そのたびに、自分でもあまりのグリーンに
驚いています。慣れない。
後で、また変えてみようかな~
と相当気分を変えたい気分な私です。

母子家庭の休日をようやく終え、
やっとの思いで寝かしつけたら、もう今週、仕事の始まり・・・
カラ元気です! いや、元気カラ?っぽです(笑)

仕事している時だけ、息子に振り回されておりませんが、
後は、私も振り回されております。
今日は洗濯機3回振り回すはめに・・・
ためていたわけでもないのですが、
汚され、洗濯かけている間に、また汚され・・・
タイミングの悪い。
掃除機もかけてるんですけど、
主人が帰ってくるころには、跡形もなくなって・・・
同じく、な~にやってんだか。

私って、頑張ってるんでしょうか??
そして、時に、私の頑張りって、いい頑張りなんでしょうか?
カラまわりしているような。。。
そんな気がしていました!!

実は、コメントがめっちゃ自身の悩みとタイムリーだったので、
この後、この流れで私の思い、暗い、綴っていいですか?

見習わない方がいいっす。

油断しちゃだめよ!の言葉に
めちゃくちゃ うろたえました。
普段、通勤途中、道の真ん中で頭悶々として、
油断しまくってますもん。
どうしようあの顔みられてたら・・・

お声をかけていただけるよう、
ちょっと気を引き締めていきやす。

明日あたりからの仕事の助っ人、
お気をつけていってらっしゃい!

ごきげんよう。
なんかちょっとお嬢様っぽくていい感じ。
嬉しがって、ごきげんよう♪
返信する
やっと実行 (メロンパンナちゃん)
2009-06-26 23:43:04
こんばんは、ご無沙汰しております。
長い間返信が出来ずにいました。
「私この間何やってたんだろう?」と自分でも驚き。子どもが出来てから、浦島太郎さんの気持ちがますます分かる今日この頃です。
まとまった時間が取れなかったのと、まとまった時間が必要だったのには返信内容に色々思うところがあったのと両方で・・・。

突然ですが私、自分の仕事が好きですし、そのための勉強も好きですし、誇りを持ってるんです。でも、それで家族は養っていないし、夫が働いてくれているので養う必要もないんです。物質的な貧困は、むしろ精神世界を豊かにしてくれると経験上思っていますので、これ以上お金を稼ぐ必要も(家族からの)要望もないんです。もっと働きたい、専門性を深めたいという私の主張は、子どもがいる今の私の状況ではそれは、私の単なるわがままであろうと、私は思っているんです。

一方、子どもというのは、絶対的にエゴを開放し(つまりわがままし放題←大人から見れば)、なおかつそれを受け入れてもらえるという体験を必ずどこかでする必要があって、その体験が、「存在意義」の土台を作るのではないかと思っています。私は自分が子どもの頃にはその感覚を得ることが出来ずにいて、やっと獲得できたのは夫との恋愛期間においてでした。しかし、大人のエゴ開放はすさまじく、それはそれは惨事の連続でしたけど・・・。

そんな自分の経験か、それとも自身の専門分野の経験か、それとも母親の本能か、それとも女の直観か、なんてそんな大した根拠はないんですが、しかしはっきりと「今わがままを言うのは自分じゃない、子どもだ」と思っています。
10年後ぐらいに、状況と環境が可能であれば私もわがまま(仕事)言わせてもらおうかなと思っています。無理なら無理で仕方ない。そう考えると、今まで自分が築き上げてきたものって何なんだろう、と思います。結局女ってこうなのか?結婚・出産したら第一線の現場で活躍することは出来ないのか?と。でも、私は誰かのためにそうしてるんじゃないんです。0歳、1歳のうちから保育所に預けたら子どもが可哀想だからとか、夫に負担を掛けずに気持ちよく働いてもらうためとか、そんなことは全然思ってないんです。ただ、3歳になるまでの今の時期、私が娘と一緒にいたいだけなんです。長時間預けてしまうその自分のつらさを自分が耐えられないだけなんです。子どものために仕事をしないという自己犠牲を強いてるのなら、私はきっと耐えられないと思いますが、それは自分のためなので、仕事をしていない今の状況でも大丈夫なんです。そんな想いからの週2日の出勤でしたが、金曜日は今日で最後にしましたので、これからは週1日の出勤となります。週1回でも、働きに出させてもらって本当にありがたい気持ちで一杯です。まずは夫に感謝です。「ありがとう、夫よ!」面と向かっては言えないので、この場を借りてこっそりと。

一方、とーまさんの状況を考えたときに、私のように仕事をセーブ(つまりは辞める)し、子どもと毎日のんびり過ごされることがいいことかと考えますと、やっぱり答えは否ですね。私と違い、それまで長年お勤めされてきていてキャリアもおありです。とーまさんはとーまさんんの人生であって、絶対的に譲れない部分(仕事)はたとえ子どもためであっても、譲らない方がいいと思います。お母さんの精神衛生が子育てには一番ですもの。
でもそれはとーまさんの人生からの視点で(私が)考えた意見。一方、K君はこの状況をどのように体験しているのかなと思います。本人には自覚すらないことですが。

私も保育園っ子でしたが、私が6ヶ月のときから母子家庭生活。生活費を稼ぐため、生きていくために私たち兄弟が保育園に入ることは必然でした。それは理由としては落とし所が明瞭で、腑に落ちるものです。小さい頃の寂しさも、母親不在も、「母の意に反したもの(出来ることなら、子どもとずっと一緒にいたかった)」で、そのことが私を安心させていたのです。K君に限らず、母子家庭とお家が貧困な方以外の保育園っ子って、どう体験しているのか、とても気になるところです。

とーまさんの悲壮感や大変さは、ブログを通して生々しく伝わっていますが、その向こうにK君の有り様を想像してしまいます。それは過去の自分と重ねてしまうところがあるのかもしれません(保育所っ子の気持ちは経験した者でないと分からない?)。またそれとは別に、私とーまさんが好きなんです。愛の告白とかそういうことでなしに(笑)、すごく一生懸命でしょう?他の方が「元気をもらえる」とコメントされているように、そんな感じ。真っ直ぐ前を向いておられる。私、そういう人好きなんです。そんなこんなで厚かましくもメール等してしまうんだと思います。なので、これからもよろしくお願いします。うふふ。

後、忘れてはならない存在がご主人。ブログの印象では、常軌を逸している大変さのように伺えるのですが、それを間近で見、影響を受けているのがご主人だと思いますが、「仕事やめろ」って仰らないとすれば、それはものすごく出来たご主人ですね。私が夫なら、ちょっと文句の一つも言いたくなるような状況ではないかと・・・。

何はともあれ、子どもの笑顔が一番。「きいろ」のお話読ませていただきました。親子3人笑い合っている情景が目に浮かびました。そんな瞬間。掛けがえのないもの。それをご家族で共有されているということこそ重要なんですよね。

追伸
徒然に書いてしまいましたが、決して保育園やとーまさんのやり方を否定・批判しているのではないことだけはご理解ください><

追伸の追伸
また、あの時間のあの場所でお会いできるといいですね^^
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長っ! (メロンパンナちゃん)
2009-06-26 23:47:37
アップされて初めて文章の長さと読みづらさに気付きました・・・。す、すみません・・・。

すごくはりきってる人みたいで恥ずかしいです。か~っとなります><

あと、ブログに登場させて頂きありがとうごましました。光栄です^^

では~☆
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