第204話 幸せの黄色い卵焼き

2009年04月26日 10時33分09秒 | 子育て・「おママごと」

育休中は職場復帰までに何とかしなければとたえず焦りがありましたので、
昨年はどうしてもアトピー治療の嘆きが多かったと・・・
今年は反省し、泣き言は綴るまいと心に決め乾燥厳しい秋冬越えて、
ようやくここまできました。
春です。
といっても、春は春ならではの症状がありますので、
治すものではなく、体質としてつきあっていくものだと今更ながら思う春です。

赤ちゃん期のアトピーの症状は顔を中心に体までひろがるジュクジュク系。
幼児期は乾燥肌のガサガサ系が主な特徴とありました。
ジュクジュク、黄汁がでていた息子も1歳くらいから顔の赤みが落ち着き、
見える場所(顔)が綺麗になってから、外出先で見ず知らずの方にも
お声をかけていただけることが多くなりました。
それまで息子を抱いて歩いていても話しかけられることが少なかったので、
私も息子のツルツル肌が嬉しく、ほっぺにちゅっ、としょっちゅう。

顔の赤みこそひきましたが、春になってもいまだ耳切れ中ですし、
風呂上りのお薬を塗る作業も、寝かしつけ、寝る前のひとかきもさることながら、
1歳9ヶ月の今も夜中平均3回は起きてしまい、4回目起床という生活です。
乾燥ガサガサ系になって何が嫌かと問われると、容赦なくかきむしるあの「ザリザリ」音。
息子のかきたい気持ちをおさえることはできませんので、
その音が過ぎ去るのをじっと待ちます。
卵、ミルク、小麦、エビ、カニ、諸々の除去生活も相変わらず。
朝、時間がないから今日はパンでも!の選択肢なく、
仕事を終え帰宅後、今日は疲れた。手軽にBFを!の気持ちも
使えるBFの少なさに断念。悔しい気持ちで、かつおからだしをとります。

慢性的な睡眠不足に、日中働く緊張感からの疲労・・・
少ない食品目からバリエーション豊かにご飯を作ってあげることができないけれど、
和食に粗食(品数もレパートリーも少ないからとことん粗食に・・・ごめんね)。
保育園で食べることのできるおやつも限られているので、
朝は目覚めにフルーツから。
もしも息子がアトピーでなかったから・・・
私のようなものぐさは早くから化学調味料を多用し、
グズって困った折は口当たりのいいおやつをあげていたことでしょう。
息子がアトピーだったから、食に目を向け、
ゆっくりと離乳食を進めることができているのだと思います。
長い目で見て、息子の体によかったのではないかと・・・
これは本心。
でも、いつかお弁当に卵焼きを入れることのできる日が来るといいな・・・
ふふ、これも本心。


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