第１２６７話 ピンヒールデビュー

心の萎えと共になんとなく最近気がつけば猫背になっているような・・・

気持ちを明るくするなにかを探していると、ピンヒールが目にとまる。

毎日ぺたんこ靴、たまのフォーマル靴もローヒール止まりだったが、

ハイヒールを試着。

履いたとたん、くっとヒップ上がる、すっと背筋のびる。

この履くだけ変身アイテムから　ぺたんこ靴に戻ると、

なんだかまたいつもの日常に戻ってしまうような残念さに購入を決意。

買ったはいいが、ずっとピンヒールも母親業に支障をきたす。

職場だけピンヒール生活を採用することに。

 

基本は座ってばかりの事務職なのだが、

書類を取りにいくとき、ファックスを送るとき、また、上司に報告するとき、

ヒールの高さ分　職場の景色が変わった。

座っているときも、ヒールの高さ分　足元に緊張感が生まれる。

何より　

ピンヒールの華奢な安定感から自然と女性を意識する歩き方に(笑)

まだうまく歩けないが、ピンヒールを履きこなし、

(後姿だけでも) 大人の色気漂う格好いい女性　を目指す。

実現できるかどうかは別として、

目標があることに意味がある　遅ればせながらのピンヒールデビュー。