第1450話 残業文化との仁義なき戦い(後編)

2017年01月28日 05時53分46秒 | Weblog

振り返ると・・・

私の20代は残業三昧、自宅と会社との往復だった。

30代で結婚、出産を経験し、共働きママとなったが、

夜遅くまで預かってもらえる保育園環境に、(集中して残れない分)

毎日1時間から1時間半平均して残り、

息子のお迎えはいつも19時半をまわっていた。

小学校入学後もしばらくそんな生活を続けていたが、

息子のために一念発起。

残業しなければならない時以外は定時あがりを心がけるようになったのは、

ここ1、2年のこと なのだが・・・

 

これまでどれだけ残ってきたか総残業時間ではなく、

近況でイメージ一変、意図も簡単に「いつも早く帰る奴」という烙印。

残らないことが悪 がごとく、声もかけていただけない(笑)

有休をとらずに毎日出勤、朝早く出社することで、

他の課員と差が出ないよう行っている 全体としての在社時間調整も、

各業務の前倒しスピード処理化も、お昼休憩時間の短縮も、

自宅での取り組みも 功を奏さず。

痛感したのは、評価基準が業務内容ではないということ。

この考え方の開きは縮めようがなく。

私は気持ちを お天道様 に切り替えた。

働く女性としての立場。子育てママである立場。

通勤にかかる時間や年齢、家庭状況に親の年齢。

誰も私と同じ立場になることはないのだから。

理解を得ようとするのではなく、天の神様に従おうと。

誰に理解されなくとも 与えられた目の前の業務に集中して懸命に、

お天道様に恥じなければ、それでよし と。

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