勤労感謝の日と言えば、頑張って働いているお父さんに感謝する日だと思っていたが、
勤労を尊び、生産を祝い、国民が互いに感謝しあう日 らしく、
その起源は、「新嘗祭(にいなめさい)」という五穀豊穣を感謝する儀式。
戦後、GHQの指令によって、天皇が関わる祭日は祝日として取り扱わないことになり、
新嘗祭は廃止、代わりに、勤労感謝の日となる。
祭日とは、皇室に関わる儀式や祭典が行われる日を指し、
昭和22年に皇室祭祀令が廃止、国民の祝日に関する法律が施行され、
祭日がなくなり、祝日に統一されたが、
元は祭日として制定されていた行事に対し、
その日に儀式を行うことに意味があるため、ハッピーマンデーにならないのだそう。
そう知ってからカレンダーの祝日を追うと、
どの祝日が皇室に関わることか宮中行事として行われてきたかを感じることができる。
何気なく過ごしているが、日本の皇室制度を感じる瞬間があったり、
普段忘れているが、日本は敗戦国であることを痛感する瞬間がある。
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