これがその鈴だ。どう見ても「ベル」だと思うのだが、商品名は鈴なのだから
しょうがない。
会津地方で以前に買ったものだが、今ではどこでも売っている。
これは、日本には鈴と鐘が存在し、ヨーロッパには鈴が無かったことが原因
しているのではないか、と思っている。
何故鈴にこだわっているのかと言うと、熊よけのためには重要なことで、命に
かかわるからだ。
過去に誰かが、ベルを鈴と翻訳した。そこから鈴を持って山に入れば安全、と
言うことが広がったのではないだろうか。
かなり以前に、テレビで実験をしていたのを見たことがある。鈴は親熊には効
果があるが、小熊には効果が無かった。小熊は鈴程度だと、かえって好奇心
で、寄って来てしまうそうだ。
小熊を寄せ付けないようにするには、高周波の出る、鋳物や削りだしの鐘のよ
な物でないと、だめだ、と言うことだった。
ところで、風鈴は鐘の格好をしているのに「鈴」と書く。鐘も鈴なのかな?。
とにかく山の中で、こうなったら10分後は、お陀仏だから気をつけよう。
グッドラック!!!…。