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TPPは弱肉強食の経済学である

2013-03-21 21:16:03 | 推測学原論

前回も述べたが、アメリカと取引した場合、関税が撤廃されて輸入品が安くなる
のは、ほんの一時期だけと思ったほうがいい。
たとえば米だが、日本の耕作放棄水田に、ブッシュが生え出したのを見計らって
値上げしてくるのだ。
だからこれを防ぐには、各国から均等に輸入するようにしなければならない。
けっしてアメリカを主な輸入国にしないことだ。

アメリカは競争している間は、まともな競争をするのだが、(いや、しないかも。TPP
なんて思いつくのだから)いったん競争に勝つと豹変するのだ。
それは競争ではなく、争いだからだ。自由競争なんて甘い考えなのは日本人だけ
だ。彼らの経済学は「ツブシ」の経済学なのだ。競争に勝って相手をツブシ、無競
争のマーッケットを得るのを目的としているのだ。

今、地球は全人類を養えていない。食料に関しては自由競争なんてやっている余
裕はないのだ。競争に負けた田畑でも食料を作り続けなければ、ますます足りなく
なってしまうのだ。
コストだの効率だのと、言っている余裕はないのだ。とにかく増産することが先決な
のだ。

それと輸出する側のメーカーさん達は、TPPを強く推進するよう働いていたが、もう
その必要はなくなったでしょう。
円が10%も値下がりしたのだから、相手国の関税分ぐらい楽に値引きできるよね。

でも恐いのはその逆だよ!。
関税が撤廃されて、さー輸出するぞーッと喜んだら、円が10%値上がりしてしまった、
なんてね。
相手はドンドン攻めてくるよ。なんたってドル安なんだから。しかも関税撤廃ときてい
るんだから、皆殺しだよ。
今現在、円がこんなに簡単に円安になったメカニズムをよーく調べることだね。
調べる必要なんかないよね。皆さん知っているはずだもの。本当に簡単なはずだよ。
関税なんて、そんなに障害にはなっていないはずだと思うんですが。

コメント
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