ネット通販で市販薬を売ってもいい、とか何とかにぎやかだ。
ネットで販売しても安全なのだそうだ。
消費者の利便性を考慮したそうだ。
ならば、八百屋さんで薬を販売したらどうだろうか。
安全性はネット販売よりは格段に大きいはずだ。なにしろ対面販売なんだから。
利便性だって、お店によっては御用聞きまでしてもらえるぜ。
以上の内容だけで、もうすでにネットに勝っているはずだ。
どうして許可されないのだろうか?。
理由①
八百屋さんが売りたがらない。でも売りたいお店だって少数はあるはずだ。
理由②
薬を買いに来たお客さんに、余計なことを言ってしまうから。
「便秘薬だって?、そんならいいのがあるよ」。
「そこに一山300円のミカンがあるでしょ。それ持って行きなよ」。
「それをねッ、就寝前にねッ、子供は5個、大人は10個服用します」。…
「翌朝バッチリだから」、「ビタミンCでお肌もツルツルですからね」。
これじゃー薬は売れないもの。
「あッ、あのーお客さーん。服用って言ったけど、丸呑みしちゃだめだからねー」。
こうなるのが心配で、八百屋さんでの販売は許可されなかったそうです。
リンゴだったら完全に死んでしまいますもの。