CB250エクスポート

CBのファーストデリバリー車の詳細を紹介します。

CB250エクスポート 竹の子の味の評価基準は誰が決めた?

2011-05-05 17:51:05 | 素朴な疑問


この写真の中で、1番おいしくないのは一番上の小さいヤツだ。
では1番おいしいのは、と言うとこの中で1番大きいヤツでもないのだ。
実はあと10センチほど大きくなった方が断然旨いのだが。でもかなりの人が
これには反論するに違いない。「竹の子は地面から顔を出したら価値がない」
と言って、見つけ出す神業を披露する人がいるくらいだから。
そう、価値がないのは事実だ。安くなってしまうからね。でも味は別のようだ。
大きいのがだめな理由は、硬いとか、えぐくなってしまうから、と言われているか
らだと思う。

だが硬さについては、写真の大きいのでさえ3センチも切り落とせばOKだ。
90歳の総入れ歯の母でさえ、何の不自由もなく食べられる。
えぐさについては、掘ってから24時間は保障する。6時間だとアク抜きする必要
もないぐらいだ。
但しここがキーになる理由だろう。ここからは得意の推測だ。昔は季節を先取り
する為には、四国や和歌山から運んでくるはずだ。
するとサツマ芋サイズでないとアクが強くなってしまう。写真のサイズだと、さす
がに2日も経つとアクが強くなってしまうからね。

では何故そういう評価がなされてしまったのだろうか。
多分、金にいとめを付けない、関西にある何軒もの高級料亭ではないだろうか。
昔から季節の先取りは金になったのだろう。温室がない時代に季節の先取りが
できる物は、あまり無かったのだろうと思われる。
更に当時、高級料亭に通う金持ちは、ほとんど50歳を超えていたのだろう。
歯医者が無い時代だ。柔らかい竹の子ほど高い評価を得られたに違いない。
今だって、もしも歯医者が無かったら、50歳は竹の子やたくあんを食べるのに
つらい世代になっているはずだ。

と言う訳でもっと大きい竹の子を食べてみよう。きっと鮮烈な季節感を味わえる
はずだから。なるべく産直売り場に出向いて、ピカピカの竹の子を手に入れよう。
そして7月になったら、もう一度そこに行ってみよう。今度は、ハチクやマダケの
竹の子にも挑戦してみよう。こっちの方が2割がた旨いと思うよ。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« CB250エクスポート CBに... | トップ | CB250エクスポート たら... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

素朴な疑問」カテゴリの最新記事