国道を新宮に向けて走る途中に ゆかし潟 というところがある。
ここは海が満潮になると海水が注がれるそうだ。
だから海の魚と川の魚が泳いでいたり、常住の鴨と渡り鳥が羽を休めて
いたりする。写真は 喫茶きよもんから写した風景。
観光パンフレットでは ゆかし潟の一周は約2.2キロで散策路になっている。
国道沿いの散策路は拡張されたが、そのせいで桜の木が何本か伐採されました。
たしかに桜の頃は とてもきれいです。歩いて回ったことはないけど
まわりは熊野古道大辺路(おおへじ)コースです。
(コースというのはちょっと違うか)
熊野古道とは 昔の人が熊野三山①熊野本宮大社(ほんぐうたいしゃ)
②熊野速玉大社(はやたまたいしゃ) ③熊野那智大社(なちたいしゃ) で
三山へお参りするために通った道をいいます。
京の都から 淀川を下って大阪へ。そこから田辺へは紀伊路。
高野山から本宮へは 小辺路(こへじ)。田辺から山みちを行って本宮~那智山が
中辺路(なかへじ)、田辺から海岸線を下って那智山が大辺路です。
世界遺産に登録された「紀伊山地の霊場と参詣道(さんけいみち)」の
中に那智の滝、大門坂、那智原生林、熊野那智大社、那智山青岸渡寺、
補陀洛山寺(ふだらくさんじ)、熊野古道大雲取越(おおくもとりごえ)が
入った。
私も 古道歩きをやってみたいと思う。。。思うがなかなか実行力がないのだ。
昔の人は 難行苦行の末に三山へ詣でたそうで 途中に命を落とすこともあったり
したんだけど、それでも信仰の力はすごいもので、お参りすることで罪は許され
死ねば極楽浄土へ行けると信じられていたそうな。。。
一応 三山は行ったことはあるけど信心がないから ワタシャ 極楽浄土に行けな
いかも
喫茶きよもんに活けられていた ネコヤナギ・・
この日は 春の日差しでポカポカ。。。おじいちゃんについて新宮税務署に行っ
た帰り・・・(なんで 署のえらいさんは 赤いジャンバーなんか着てギラギラの
目をするのか! こっちは申告しに行くだけでもドキドキするんだもん、別に悪い
ことはしてないけど。。疑っているように見えるのさ、その目が・・)