こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

ユリ二種

2011-06-16 05:30:30 | 花・植物など
梅雨時期の花はアジサイを除いて本当にかわいそうだと思う。梅雨の晴れ間に咲いた花も

雨が続けばズルズルのボロボロになり、傷んだ花びらや葉っぱがあれば茶色く変色し、腐

ってくるのも早い。今年初めて咲いた私のテッポウユリも、そのつぼみが日に日に膨らん

できて、最初の花が開いた時は梅雨にしては珍しく雨の降らない時だった。二つ目の花が

咲いた時には、早朝「あ、ユリの匂い」とわかるくらいにあたり漂っていたんだけど、

あとは咲く花咲く花、雨に打たれ痛みも早かった。

     

つぼみが十個もついたけどそれが少ないのか多いのかわかりません。テッポウユリの白は

私のイメージとして『看護婦さん』だ。正確にいうなら『看護師さん』だけど、時代が

古い私には『看護婦さん』という「婦」のほうが、このイメージにあうのだよん。

     

ちなみに好きな花のニーレンベルギアの白は『木綿の白』。


テッポウユリが咲き始めた頃、裏山のササユリのつぼみが見え始めた。ササユリ好きな

おばあちゃんに「ほら、あそこにも見えるやろ」と茂りに茂った裏山を指さしていたんだ

けどそのササユリも開花を始めると、ササユリも香り始めた。茂っているため山にあがっ

て行かずに、下から眺めていた。毎日咲いたササユリを数えていました。それは確認の

意味もあるんだけどね。シカはつぼみや茎を食べ、イノシシは球根を食べるため家の裏山

といえども、荒らされ減る一方。今年は下から見えるのが8本くらいとおばあちゃんが

言っていたけど。おばあちゃんは昔山で採ってきたササユリを鉢植えで育てている。

古座川町でもササユリを増やすために、種から育てているけど年数がかかるらしい。

球根だと早いけど、生息地から絶えてしまうのだ。なかにはあまりの清楚さに花を手折っ

て行く人が多く、そうなると種も山では無くなって結局生息地が減っていく・・という

ことに。根が残っても今度はイノシシに食べられて、やはり絶えていく。

 私は庭で咲いたササユリの写真を撮影したはずなのに、絶えていた、ではなく消えてい

た。画像フォルダに入れたと思ってカメラの中で消去してしまったらしい。ので、もう一

度撮りなおしたけど、どうも少しくたびれたササユリになってしまった。



花粉で花びらが汚れてないので開花したばかりのようだけど、茎が細いためうつむいて

います。散歩コースでも山際でかたまって咲いている場所があるけど、来年は急傾斜工事

でたぶんなくなってしまうか、どこかに植え替えるか・・・。



こちらは少しピンク。山でも白が際立ったのや濃いピンクだったり、子供の頃みたのは

全体に薄桃色ので、どこでも見かけたしあの独特の香りが周辺に漂って、香りを頼りに

花を探したことも・・・・・懐かしわぁ
コメント
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