こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

車が・・・

2012-05-06 05:30:30 | 我が家
土曜日、おとうさんが仕事なので買い物は一人で出かけました。この間、山文で給油し

たときに店員さんが「後ろのタイヤが古くなっているので、交換されませんか?5月・

6月はキャンペーン期間なので タイヤ交換してもらうとバランス調整・洗車・工賃が

サービスになります」とタイヤ名と担当者のマツモトと書かれた名刺大のカードを渡さ

れ「水抜き剤はいいですか?」と聞く。ちょうど大雨の時で一刻もはやく立ち去りたい

ので「きょうは忙しいのでまた今度」とスタンドを出たのだ。タイヤ一本8千いくらと

書いていた。4本替えたら出費だ。常々ホイールが錆びて、見苦しいからおとうさんに

も「タイヤと一緒に替えたら」と言われていたのだけども、私はフツーの運転者なので

タイヤを履き換えたり ホイールをピカピカの走り屋さん仕様にしたことがない。

ので、思案中だった。だいたいフツーのホイルの値段の相場がどれくらいなのかもわか

らないし、おとうさんだってタイヤを履き換えたことなどない。だからそのうちブログ

ネタにして、誰かのアドバイスを請うつもりに、まさにしていたのだが・・・。


土曜日は晴天で、早く買い物をすませ家に帰って草刈り機のエンジンをかけてみようか

と予定を立てていた。まずはエバでおばあちゃんに頼まれた買い物をして・・

「なんかいつもの振動とちゃうな。さっき小石を踏んだからパンクかな。とりあえず

エバに着いてからタイヤを見よう」と国道を走りながら考えていたのだ。ハンドルが

取られるというのでもなく、でも普段の感覚とは違う≪違和感≫があったのだ。

エバに着いて荷物を持ち、車から降りてまずは後ろのタイヤ「パンクしてない」

振りかえって運転席側のタイヤ「パンクしてない・・・けど、うっすらケムリって」

タイヤから煙が。燃やしたようなはっきりとわかるものではなく、車軸まわりを黒く

塗装しているのでそれを背景に、うっすらと煙が上がっていた。「なんなん・・。

これってここに停めていていいのか!ガソリン満タンやで。炎上とか爆発とか、エバも

お客も大パニックやで!」私はとっさに山文に向かって走り出した。エバからなら国道

を挟んで 走れば1分くらいやし・・と お店の入り口に停めてしまった愛車を振りか

えりながら走った(実際はそう足も上がってなかったのだと思うよ)。走りながらも

この間マツモトと書かれたカードを引き出し、ガソリンスタンドに彼が居てくれること

を願い、駆け込んだところ、自動洗車のところに店員さんが二人背中を向けて操作して

いた。「すみません、この間この紙貰ったんですが」と言い差し出したら、振り返った

一人がマツモトさんだった。私はたぶん、煙が出たショックで声なんか上ずっていた

と思う。「エバに来て車止めたら、タイヤのとこから煙がほわ~と出てきた。見てくだ

さい!」「タイヤからですか?」そうなんだよ!早くみてくれないと爆発・炎上するや

ん!と心で思いながら、「そうですか。ではちょっと行って見てみますね」と慌てない

のだ。私は先にエバまで戻り、駐車場でマツモトさんが来るのを待った。とっとと来れ

ばいいのにとか、やはりタイヤ交換かな、もう煙は出てへんな~とかあれこれと思った

 
マツモトさんは軽トラックに乗って、後ろには空気圧を計る球体の物も積んでいる。

「ちょっと、タイヤの空気圧見ますね~」「なんな~パンクか!」とお店から出てきた

知らないお客さんがマツモトさんを知っているのか、話しかけてきた。「いやちょっと

具合がおかしいというんで」とにこやかにマツモトさんは答えている。いきなり

「ミッション乗れますか?」と聞いてきたので頭をブルンブルン振って「滅相もない」

「じゃ、一緒に乗ってスタンドまで行きますか」と言いかけ「買い物する予定なら終わ

ってからスタンドに来てもらってもいいですよ」と言ってくれたので、そうすることに

した。幸い、エバとオークワだけで済ませられるので荷物も少ない。買い物をすませ

国道沿いを歩いて山文に。晴天のせいで行楽客の車が多い。すれ違う車のほとんどが

他府県ナンバーだ。買い物中に教えた携帯にマツモトさんから連絡があり、話のかんじ

ではスタンドで直せるものでなく、修理屋さん行きだとか・・・。出費やな、でも

もしかして車自体のアクシデントで「乗れませんよ」とか言われたら車買わなあかんな

とか・・。え~でも、今の車サイドブレーキは足やし、チェンジレバーも床にないやつ

ばっかりやん・・・。対応できへん・・・などなど、100メートルくらいの距離を

またあれこれ考えていた。私の愛車は お腹を持ちあげられ、下から見られるような

恰好になっていた。マツモトさんは「ブレーキの板がタイヤの密着して、ひっついた

まま走っていたようですね。だから熱がホイルに伝わって触りもできませんでした。

それで煙が出てきたんだと思われます。修理やさんに出して ひっついたのを削って

もらうようになると思いますが、月曜日からになるんで代車を出すのでよろしいですか

いま一台あるので」そう言われれば従うしかない、帰るに帰れへん。おじいちゃんに

来てもらうにもそっちのほうが心配やし。待合室で待つように言われ、ソファに座った

途端、私はとあることに気がついた、というより、気がついてしまったのだ。ここで

待つ・・・前にも一度あったなぁ・・・。って車を車検に出した時だ。山文の一青窈

似のおねーさんが担当してくれた時のことだ。「オートマですね。用意していますので

それを代車に」と出してきたのが、オートマ車で、サイドブレーキが足で踏みこむ車

だった。あれは解除は別にレバーを引くという けったいな装置だった。あまりに私が

慌てふためいたので、おねーさんが代車の代車を出したといういきさつがあった。その

ことを思い出し、できれば別の、ごく普通の愛車と同じタイプの車を持ってきてくれ~

あるはずだ。愛車と色違いの車を代車にしてるやろ、知ってんねんで!と口には出さず

じっとマツモトさんが来るのを待っていた。支払いをすませたら なんと12000円

余り・・・よく財布にお金が入ってたもんだ。「まえにおねーさんのかたによく、見て

もらってたんだけど、結婚されたとか」「あ~そうなんですか。結婚して一年くらいで

すかね」というから、私の車検後結婚して、スタンドを辞めたんだ。マツモトさんが

出してきた車は三菱のekワゴンだ。形は四角いので好きなほうだが、車内構造がどんな

かは全く知らない。ドアを開けて、やはりサイドブレーキはサイドにはない。チェンジ

レバーもハンドル横に突き出てる。仕方ないから「なんとか動けば停めるまでサイド

ブレーキを踏むことはないし、バックにチェンジを入れるのは停めるときだけやん」と

思う事にし、乗りこむ。マツモトさんは私がブツブツ言いながら乗りこむので、少し

不安そうな顔をしてたが「チェンジはぐいぐい押していくと入るのかな?」と聞くと

「表示が前に出ます」と指さすのを見たら フロントボードの真ん中に半円のものが

あり、そこにPの字が赤く点灯していた。それでいま停車状態とみるのだな。なんとか

行けそうですね・・「あ、フットブレーキを踏んでくださいよ」と注意され、初めて

一人で私からすれば超デジタル的な車を運転して、国道に出たのだ。全く、自動車会社

は運転者を楽に~楽に~するから、私が得意とするくらいのオートマ車の構造でいいの

に、勝手にライトは点いてくれるわバックの風景を映し出せるわ、追突前に停まってく

れるわ・・なんて車を造り出すから、無免許でも運転できる馬鹿がでてくるんだ。

 そろりそろりと行楽客の車に混じって走る。涼しいやん・・え、エアコン入ってるん

や。たしかに外は25度はありそうやし、でもエアコン要るか?それに顔に当らんし~

と、信号で止まった時に風量のレバーを動かしてみたが硬い。上下左右に触っていたら

どこかで「カチカチカチカチ・・」と鳴り始めた。「え?なに?どこが鳴ってるの」と

半分パニックで「落ち着け~この音は指示機のカチカチや。指示機を戻したら止まる」

と脳みそが答えをくれたので指示機を戻したが、これも硬いしカチカチは鳴っている。

指示機を下げたら今度はカチカチが互いに鳴りだした。カチカチカチカチ・・・おぉ!

信号が変わるやん。ミラーで後ろを見ると その車のおじさんが私の車の方向がどっち

かわからず、動かないでいる。その時、ひらめいたのだ。最初のカチカチ音はあの

緊急停止のときの△マークを押したときのもので、どうやら風量レバーをいじった時に

押してしまったようだ。それに指示機を下げたからきっと後ろのおじさんは「おまえは

どこに行きたいのか!」とつぶやいたんだと思う。ほんま、慣れん車は往生するわ。

 このまま家に着くと、こげも来客者と間違えて吠えるな・・などと思いつつ、家の

駐車場に止めたら、こげは吠えるわおばあちゃんは誰かお客が来たと思って飛び出てく

るわで・・・・。

 今回は出費を覚悟して、タイヤ交換もいたしましょうか。マツモトさんに尋ねました

「タイヤ交換ですみますか?車自体もうあかんってことはない?」

「まだ10万キロでしょ、ぼくのは20万キロですから大丈夫ですよ」と言われた。

そうよね、タイヤ交換してすぐに「車もあかんで」と言われたら泣くに泣けんし。

って、今回も古座の車屋さんにお願いできなかったのがツライです。でも土曜日は

お休みだって言ってたし・・・仕方ないか・・・12000円、オイル交換やらなんか

補充したようだが・・・待合室にはスタッフの写真と自己紹介が書かれた掲示物があり

マツモトさんは「今までに似てると言われた有名人」の項目に 小栗旬と書いていた。

これはジョークだろうけど テキパキ動く山文串本のスタッフは皆 元気な若者です。


5 コメント
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どえらい出費だのん! (間諜X72)
2012-05-06 15:35:07
まあ、でも仕方ないかって感じですね。
無事故が一番です。

パターゴルフでの息子さんの怪我。
そんな事があったんですね。
いろいろありますね。

それにしても、これだけ長い文章をさらっと書ける管理人さんのエネルギー、すごいです!
息子さん達もそれに似てエネルギーが高いタイプでしょうね。

さあ、GW終了。
ため息がでます・・・・・。

家庭環境が悪い実家で育った僕。
自分の家庭は大事にしたいです。
そう言う人って結構多いです。 仕方ないっすね (凹)
2012-05-06 21:12:02
そう、事故になることを思えばこの出費は必要不可欠なもののようです。しかし、ツライ!

私のエネルギーは 最大になるときもあればマイナス状態が続く時も・・・。なんなんでしょうね。バイオリズムとか・・昨夜・今夜の月が14%大きいスーパームーンのせいかもしれません。

また明日から通常の日々が始まります。子供たちの帰省もなく、大きな変化もなかったけれど連休前から歯の調子がおかしくなり、連休明けに歯医者さんに行こうと思っていましたが、昨日の夕食時に 異常のなかったかぶせ物が取れてしまいました。痛い歯と取れそうなかぶせ物と取れてしまったかぶせ物を治療するとなるとここでも涙が・・・。今年はどうも金運はよくなさそうです・・・

間諜X72さん、そう思うことが大事だと思いますそして体を大切に、子供たちを育ててください先日、いとこのご主人が亡くなりました。私より年下で、子供一人といとこを残して。私の亡くなった姉もそうですが、生きて家族を見守って一緒の時間を持っていたかったと思うのです。ただ、生きている間にそれがどれだけ大事なことなのか忘れてしまうのですね、人間って。私なんかも ついつい明日は普通にやってくる・・って思いがちで、でもそれってたまたまなことなんです。自分の子供を虐待する親の言い分は、自分もそうやって育ってきた・・・そこに逃げてしまうときに、子供時代に辛かったとき、きっと自分はそんな親にはならないと思ったはず。その時を思い出してほしかったといつも思います。弱いから人間なのかもしれませんが・・。胸のうちを吐き出して聞いてもらえる人がいれば、違っていたのかもとか思います。えらそうなことは言えませんが。 バイオリズム (間諜X72)
2012-05-07 21:52:41
それはあると思います。
金運。それもあるかも?
知人女性で美人だけど男運が悪いなんて人もいます。
僕は籤運が悪い。200枚以上年賀状が来て、一枚も当たらなかった経験があります。

凹さんのいとこのご主人。若くして亡くなったんですね。
それと凹さんのお姉さまも。
ご本人も無念だった事でしょう・・・・。

>生きている間にそれがどれだけ大事なことなのか忘れてしまうのですね

そうですよね。真摯に受け止めたいです。

>>家庭環境が悪い実家で育った僕。
>>自分の家庭は大事にしたいです。
>間諜X72さん、そう思うことが大事だと思います

ありがとうございます!
僕の、特に母親に対する恨みは並大抵のものではありません。
その割に他人の前では良い母親ぶっていた。
ではまた。 親子でも (凹)
2012-05-08 16:38:17
私もわかったことを言えるような人間ではないですが、人との相性は血がつながっていてもすべてハッピーではないような気がします。いままでどう表現したらいいのか、思いつかなかったけど、長女である母親は 自身の子供に対しても「親」というより、「長女的」感覚で接してきます。そう命令調で。それがなぜか納得できません。かといって私の友人は圧倒的に長女が多く、私が長女という人格と付き合えないわけでもないようで。。。こうなるとやはり、母親の性格の問題かも。だから私の姉と長女的母親が 三女の私に対して一方的すぎるのがとても不快です。親と姉に対して「不快」感を持つ私も自分でも不快ですが。たまに≪人生、なるようにしかならない≫と思うことにしています。≪これも運命や≫と、少し悲しいけど≪悲しいと思っているその【時】が運命やな~≫と。
新婚時代にやってきた○ホバの人が「今の世界はどうなると思いますか」と聞かれ「なるようにしかならないと思います。それで滅んでも運命だと思う」と言うと「あなたは運命論者ですか?」と言われました。信仰してなんとかなるならねぇ・・・最後まで何が言いたいのか わかりません。すみません

ありがとうございました。 (間諜X72)
2012-05-08 21:44:41
凹さんの言葉で僕も救われました。
ありがとうございます。
家族の中でも相性があるそうです。
家族にやられて人生が狂う人もいます。

閑話休題。
今日、中日対ヤクルトを球場で見ました。
1対0。典型的な投手戦でドラゴンズの勝ち。
また近くの座席で見知らぬ人と一緒に応援できる。
それがまた良いところです。
ではまた。



コメント
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