こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

とっさには・・・

2012-09-03 05:30:00 | 我が家
   

先週、金曜日の夜のこと。見たい番組もないし布団で横になりラジオをつけて本を読んで

いたら、突然サイレンの音が鳴り響いた。「なんなん?」サイレンが数回鳴って今度は

「津波注意報が発令されました。海岸には近づかないように。津波注意報が発令されまし

た。海岸には近づかないように。」と繰り返しているのですが、途中、暗闇のサイレンに

こげが異常反応を示し、遠吠えをサイレンと放送にのせてハモるので最初のほうはなにが

どうだか全く聞こえません。玄関の障子を開けて「こっちに来い!その口、くくった

る!」と脅すと遠吠えもやめたのですが、いったいどこで地震が揺ったのか。ラジオも

テレビもなにも言いません。おとうさんに「NHK、NHK」とチャンネルを変えさせたら

太平洋沿岸に津波注意報と出ています。そして、各地の津波到達時刻と高さが出ています


いったい、震源地がどこなのかなにも誰も言わないしテレビを見ていたおとうさんも

地震が揺ったなんてテロップ出たかなぁなんて言っています。和歌山県に到達するのは

日付が変わった夜中のようで「なんだそれじゃ、外国かな」と見続けていたらやっと

フィリピン沖でM7.9(M7.6と訂正された)と出たから、「フィリピンって日本の

左下のほう?」世界地図を頭に描きながら、津波の高さが50センチでも気をつけていな

さいというわけなのか、でもそれをどうしろって??だれも避難している気配もないし

役場からの放送は「海岸には近寄らないでください」だけだった。

 こういうのは困るな。足元が揺れていたら避難せねば!と思うのだけど・・・。

昨年の東日本大震災と同じように大丈夫やろと、ただ布団の上でゴロゴロとしていたのだ

これでいいのか?ついこの間、新しい被害者数が発表されたばかりなのに。それにしても

放送局もNHK以外はふつうに番組を流していた、ラジオも。だから逆に放送事故でNHKが

ミス放送してんじゃないかと思ったくらいだ。そのあと、ラジオで「津波注意報が太平洋

沿岸に出ています。福島県、茨城県、千葉県。海岸に近づかないでください」と一度目は

そこで終わり「関東近辺だけかい、言うのは」とツッコンでいたら三重も和歌山も、四国

まで言って、「さて本日のテーマは 日朝協議についてです」と話題を変えてしまった。

危険かどうかの判断を、早々と決めてしまったみたいなTBSラジオでしたな。


 そのあと、遠くで雷の音がしたのかこげが部屋に入ってきていた。眠りを妨げるような

雨音に起こされてしまい目が覚めたあと、今度はおとうさんが「い~たい、たいたい、

くっそー足が攣った!!」と七転八倒して布団の上でのたうち回っていた。それで目が

覚めて翌日は アクビばかりだった。夜中のサイレンって、普段あ~して、こ~してと

思っていても、とっさにはなんもできないってわかったわ(これは我が家の場合ね)

 翌日、電化店エイデン(もうすぐエディオンに店名が変わるそうで、看板工事をして

いた)に行って、店員さんと話していたら「ゆうべのサイレンにはびっくりしましたね

鳴ってるけどどうしていいのか・・・」とやはり私のような人間もいたのだ。店員さん

は「今年は計画停電もなしでいけそうですが、これからこんな状態が続くようですね。

太陽光発電とかのお考えはありませんか?」と言うので「津波が来るっていうから、

それがすまないとちょっと、そんな工事はできません」と答えた。不謹慎な答え方だっ

たかもしれないけど、倒壊するやも流されるやもしれない古家の屋根に太陽光発電を

乗せる、いまはそんな余裕はないわね~。せいぜい 冷凍ストッカーの小型化よ。

ボックス型のストッカーは大量保存できるけど霜取りが手動で、上蓋のゴムパッキン

が古くなって、冷気が漏れ出し霜が氷となって上蓋を持ち上げるようになってしまった

これだけでもこの夏は電気代がかかったと思う。昨年もきれいに霜を取ったのにこんな

になったから、あきらめて新しく買うことにした。思ったほど高額でもないのにびっく

り。古いのは95年フロン規制対応とか書いていたからかなりの旧型やろね。家族の

人数も減ったし、私が買いこむ長男君のお店のカレーとナン、次男君用の冷凍食品、

おばあちゃんのユズジャム用のユズの保管とかするのがほとんど。ボックス型だと

緊急時の保冷に少しは活用できるらしいけど、あの霜取りをするのを思うと、少々小型

でも自動で霜が取れるならいいわ。おばあちゃんが「中国のはあかん」と言っていたけ

ど、店員さんが説明してくれたアクアというのは 中国のハイアールがサンヨーの商品

を売るための会社ですって言っていた。展示場所に置かれた『アクア製品お買い上げの

かたにバスタオルを差し上げます』とあったバスタオルは お勘定では渡されなかった

けど、配達時にくれるのかしら・・・と少し、オマケが気になった。



               8/30 熊野新聞 付録

防災の日を前に 熊野新聞が『防災ハンドブック』≪非常用携帯新聞≫というものを

8月30日の付録をつけていました。表紙の写真は昨年の紀伊半島大水害での新宮市

熊野川町での被害のもので山肌に軽トラックが引っかかっています。ここまで水がきて

いたという写真です。

串本町内に別邸を構えるぼんくらさんの地区の避難場所も記されています。



我が家の町内の避難場所も記されていますが、ここには地震や津波の警報が解除されて

から避難します。高台より低いところなのでまずは≪高いところに逃げる≫。





そして≪防災の備え≫として 普段ならそう気にもとめないようでいざその時になって

慌ててしまうようなことも書かれており、ペットも家族とあります。

コメント (1)
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