
9/02
この頃は、あまり劇的変化もなく「これで育つのか?」と思いながら朝から夕方まで
何回もスダレをあげて覗いていた。覗きながら「平安時代の御簾の向こうにお座り
になった高貴な奥方にお目通りするみたいな感じね」と苦笑いしてしまう。子供も
こげも大人になった今、成長するのを楽しみにするのが南国からいらした椰子の実って
いうのもおかしなものだが・・・。

9/05先端部に注目!
3日で先端部が伸び出してきたように見えたので、驚きと歓喜。なんとか串本の空気で
も育つのだと一安心やわ~。おばあちゃんが「で、どのくらい大きくなる?」と聞くの
で「外国じゃ30メートルにもなるらしい。」というと目を丸くしていた。どこに植え
変えるとしても この辺の山のなかでは無理だろうし海辺なのか?でも椰子の木も
シュロの木も同じ仲間っぽいやん。シュロの木は山でも植樹されてるし、母屋の庭にも
あるやん、あれもシュロちゃうの?凹さんは頭の中で「リフォームした母屋の庭に立つ
ココナッツの木」をイメージしたけど「あかん!冬の霜には勝てへんなぁ。1メートル
くらいならなんとか霜除けとかできてもそれ以上だと、植物園のような温度管理した
建物じゃないと無理やわ」と結末がなんとなく浮かんできた。

9/07
二日後、また先端部が伸びている。気のせいではなくて確実に成長したようだね。
このあたりになって、スダレ越しの陽の光りではなく直射日光にしてみた。と言っても
朝の数十分、そのあとは太陽が昇っていくのでまたスダレ越しの日光浴になり、お昼に
は日陰となるけど、いまは気温が夜まで28度近くあるから大丈夫でしょう。椰子の実
は砂浜で 実のなかの栄養で芽吹くのやろな、周りは海水やし・・・前回と同じことを
書くなんざ、私もやばいな・・・。水受け皿の水は切らさないようにやね。

9/08 んがぁ~伸びた!
一日で伸びたうえ、先端部の基のところに薄茶色の粉のようなものが付いている。付く
というより「粉がふいた」というような感じだ。これは学術的になんか名前があるんだ
ろうけど、凹さんには関係ないね。素直に緑色が濃くなってきたのと、どうやら葉の部
分が形成されつつあるのだということが目でもはっきりと確認されてる!ということ。

9/08順調みたいだ