Chun日記~両足脛骨欠損症の娘をもった父親の育児&子育て奮闘日記

「Chunの部屋」もよろしく。メアドもそちらにありますよ。http://aka.gmobb.jp/chuns_room/

身長・体重曲線 & 平均値(座高含む)

2015-01-20 00:01:20 | 脛骨欠損のお子様をお持ちのご両親へ
お姉ちゃんの身体測定

お姉ちゃんの身体測定がありました。
年に三回やるようになったのかな。
身長も体重も義足を履いた時のもの。
大きくなりました。

義足が本物の足に比較すれば軽いことと、足を普通のバランスよりも長めにしていることで、ローレル指数が小さめになっています。

平均身長、体重曲線が一緒についていたので参考までに掲載。

前に書いたかもしれませんが、この曲線。
文科省は持ってますが、病院は持ってなくて。
以前、知りたい時には手に入りませんでした。

たしかに、こんなのいちいち公開しないでしょうけど。小さい頃は知りたかったなぁ。
だって、身長と体重、座高のバランスを見れば、だいたい自分の子供はどれくらい身長があるはずなのかの目安がわかるしね。
それって大事かなと思っていて、それが分かった上で義足の長さを決めていく。

意外とそういうの、義肢装具士さんも考えてくれない。アドバイスもあまりもらわない。
大先生でも、あまり言わない。
親に任せる感じ。

でもさ。
任せられてもさ。
なんか裏付けやデータがないと決めづらいよね。最善を尽くしづらいよね。

その昔、そんなことを悩み続けた記憶から
あくまでも参考になれば。
いや、だからなんだって話もあるんですけどね。

身長 144.3cm → 平均 + 10cm
体重 26.1kg → 平均 - 3.4kg
座高 71.1cm → 平均 -1.4cm

つまりは
身長だけ高くて、座高が低い。体重は軽いと。
バランスもとんでもなく細くて背の高い感じになってます。

さて、備忘録をかねた報告。
読んでいただき。どうもありがとうございました。







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「離断、切断した足先、断端付近に水ぶくれや血豆ができました。どうすればいいですか?」

2015-01-16 00:21:07 | 脛骨欠損のお子様をお持ちのご両親へ

小児義足110番?
「離断、切断した足先、断端付近に水ぶくれや血豆ができました。どうすればいいですか?」


という質問に答えてみます。
なんというか、すごくデリケートな問題だし理解されづらいと思うので。
ご参考まで。




(回答)


離断した方の足先に水ぶくれや血まめ。ですね。


まずは、我が娘の話。
「出来ないように気をつけています」
と言ったところでしょうか。


あまりひどいものはできたことはありませんが、いろんな荒れ方をするたびに、悩みながら対応します。


保湿する。
殺菌する。
化膿止めをする。


が処置の基本と思います。


できるだけ、処置は寝るときだけにしています。
また、ガーゼを貼ると、貼った箇所がかぶれたりするので、できるだけ薬をぬるだけにしていますが、ひどい時には。


寝る場合には、
ガーゼに薬を染み込ませて、包帯テープのようなもので押さえて止める。


義足を履く時には、
薬を塗り、ラップを貼り付けて、ずれないようにライナーを履く。


という対応をしています。


ただし。
断端に血豆ができる状況は、義足使用者にとって非常に危うい状態で、ソケットが合わなくなってきている場合がおおいです。
我が家は断端が痩せた結果、体重が断端部に集中して起きそうになったことがあります。


ライナーを履いてからソケットを履く時に、ソケットの中に小さく丸めた粘土をラップに包んで入れてから履いてみて、そーっと脱いでみた時に、粘土が潰れているなら危険信号かなと。
その場合には、ソケットをすこしキツめに調整してもらい、断端末に荷重が集中しないようにしてもらわないと、何度でも同じ箇所が痛むかもしれません。


この場合の応急処置として、我が家では


古いライナーを丸く小さく切り抜き、布部分を無理やりはがし、尖った角の面をとったものを作り。
それを、ソケット内側の断端末に当たる箇所に貼ったりして、衝撃を和らげたり。
ソケット内側に合皮を布両面テープでぐるりと思い切って貼ることで、ソケットにライナーが入りすぎてしまわないようにしたり。


そんな対応をしています。
すべて、思考錯誤して義肢装具士さんと相談しながらアドバイスをもらいつつ、実践した方法です。


詳しく知りたければ説明します。
御連絡くださいませ。




追伸


血豆が破れたり、化膿したりして
本人が義足を履くのを嫌がったり、履かずにいて二週間くらいすると、問題がおきます。
断端が太りソケットが合わなくなる場合がおおいです。


そしてソケットを作り直す間も義足を履けず、一ヶ月が経過すると筋力が落ちてしまい歩くのが苦痛になる。


結果的に、車椅子になった。
という例を何例か聞いています。
そうならないようにしなければというのが、いつまでも気がかりなところで。義足使用者永遠の課題かもしれません。


それが必ず起きるのが、入院したり出産したりした場合。
そうしたことを契機に車椅子になってしまう切断者はいて。
本人や家族が意識的に、そうならないように手を打たないといけないようです。


難しいですよね。本当に。



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20141207 義足のファッションショー "Rhythm of athletics"

2015-01-04 00:01:41 | 脛骨欠損のお子様をお持ちのご両親へ
昨年末になりますが、越智貴雄さんの 写真展「障害者アスリート」と「切断ヴィーナス」の展示と共に、義足製作の第一人者、臼井二美男氏の義足を着用したアスリートら15名が、シアタープロダクツとプーマのアイテムを身にまとい、ファッションショーを開催しました。
20141207 義足のファッションショー "Rhythm of athletics"
まずはご覧ください。

http://youtu.be/IUNfbw7i6vM

これを観て、小児義足を選択することをためらうご両親や、それを勧める事をためらう小児整形外科医、義肢装具士、ケースワーカーが一人でも減ることを祈ります。
そして、出演している方々に大いなる感謝を。

必ずやわが娘にも大いなる勇気をおあたえくださることでしょう。

こころから、感謝いたします。
私には素晴らしい頂き物になった映像。
感謝です。




年始早々 皆様にも元気になっていただけたら嬉しいのです。


追伸


お姉ちゃん作の色鉛筆画。
「みんながわらえる日 ~2015~」
とても描写が細かくて特徴を捉え、丁寧に描き込まれています。
素晴らしい出来栄え。
とても時間をかけて描いていました。
一年間リビングに飾られることは決まりですね。^o^




娘の絵があんまり気に入ったので、 もう少し大きめの画像を貼ってみます。
いや、自分用に備忘録ですので・・・。


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駐車禁止除外指定車標章更新

2014-10-26 00:03:13 | 脛骨欠損のお子様をお持ちのご両親へ
駐車禁止除外指定車標章

障害をもって産まれた子供を持つ親が悩む選択肢の一つ
この標章。
手帳も手当も同じかもだけど、「みんなと同じに」という考え方からすればなくたっていい。
もちろんそう。

でもさ。
我が家は選んだ。
はるか昔、「ある制度は全て活用する」と決めた。

障害者行政は極端
我が娘が二級に該当するので、その手厚い側に位置する段階なこともある。
例えばこれが4級とかだと悩むだろうな。それは思う。

でもまぁ、使うと決めた標章。
あまり知られていないから、有る意味知りたい人も多くて何度か聞かれた。
だから書いておこう。

三年に一度、標章更新の期限がやってきた。
駐車禁止除外指定車標章
あまり使わないけど、おまもりみたいなもの。

使うにしても、かなりの気を使う。
だからできるだけ使わない。
出してあると、身障者用駐車場に停めるときに説明が楽。それくらいのこうかしかないけど。

ある制度は可能な限り使わないと。
私はいけないと思う。
せっかくの制度。せっかくの配慮。
無駄にしてはいけない。

使える人が使って、ありがたいから制度が継続して行く。
もちろんきちんとマナーを守って。
娘は車椅子ではないから、駐車場内を段差があっても歩けるけれど。
やはり危なかったりするし、滑ったりする。雨の日とかかなり危険。

普通の人が平気な距離を歩くのにも、かなりの体力を使う。坂や階段があればなおのこと。
目的地に着くまでに疲れちゃう。

だから、上手く制度を使いながら。
娘のためになるように。
考えながら。

今回の更新。
妻が手続きをしてきてくれました。
ありがたい。
管轄警察署で本人との関係を証明できるものと所定の様式、機嫌が切れそうな標章、手帳をもっていけば大丈夫。
機嫌切れの二週間前くらいからが手続きの目安だとか。
ご参考まで。^o^


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松葉杖に思う。

2014-10-19 00:01:13 | 脛骨欠損のお子様をお持ちのご両親へ
松葉杖に思う。

娘の同級生で、最近松葉杖を使っている子がいる。
そんなに珍しいわけでもないのかもしれないし、今までもいたんだけれど。今回はお姉ちゃんと結構仲がいい子らしい。
なので毎日、その子の話をしてくれる。

いかにその子が大変そうか。いかに松葉杖の子が階段の上り下りをするのに苦労しているか。
放課後学級にも一緒に行き、自分にできることはしてあげたいと話す娘。嬉しいことだ。

自分もその子の気持ちがわかるから。皆があまりわからないから、困っているのがわかるから。気になるらしい。

その子が迎えがないと帰れなくて、普段行かない放課後学級に行くというので、一緒に行くのが楽しいらしい。普段あまりゆっくり話せないけれど少人数で話せると言って喜んでいる。

松葉杖
周りの友達が、代わる代わる助けつつ。本人は片足跳びで階段昇降しているらしい。
娘としては、「大変だよ。すごいよ。」と熱っぽく語る。
なるほどなぁ。

娘に話す。
「片脚でも、松葉杖で歩くって大変でしょ。両足義足で階段を上がるより、有る意味大変だし、松葉杖は誰かに持って上がってもらわなきゃいけないものね。」
娘は言う。
「でも、治るんでしょ。早く治るといいね。心配だね。」

いろんなことを考える年になったんだなぁ。なんてことを考えた。
「休みに遊びに来てもらうか、遊びに行く約束をしてみたらどう?」。
娘の背中を押してみた。ちゃんと誘って見ることができるかな。もし遊べることになったら、機会を大切にしなければね。

しかし松葉杖。
産まれてから一年半。娘は一生松葉杖と言われ続けたなぁ。
まさか、一度として使わないとは思わなかった。

娘は松葉杖を、小学校で始めて友達に見せてもらったらしいし、未だに使いこなす自信がないという。
不思議だね。

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「障害者手帳で行こう!全国版」のご紹介

2014-10-18 00:02:20 | 脛骨欠損のお子様をお持ちのご両親へ
「障害者手帳で行こう!全国版」のご紹介

こんなページ。はじめて知りました。

障害者手帳を持っていらっしゃる方にとっては、貴重な情報源となりそうです。
使えるものは使っていかないと、せっかくの制度が泣きますからね。

ページより抜粋しますが、

当サイトでは、全国津々浦々で障害者手帳や療育手帳や精神障害者保健福祉手帳などの手帳で、無料サービスや割引のある施設の情報や、その他障がい者への減免制度などをまとめて情報サイトとして皆様にお伝えしていきます。

とのこと。

皆様で情報を集めてどんどんいいページにすることができる。 そんな可能性を感じるのです。

よく産まれたばかりの赤ちゃんを育てているお母さんから聞かれる質問。
「手帳ってもらったほうがいいでしょうか?」
それにたいする一つの解答でもあるこうしたページ。
私は大賛成です。はい。

よろしければご参考まで

「障害者手帳で行こう!全国版」

と検索すれば出てきます。
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先天性下肢疾患の治療方針について

2014-10-09 00:57:29 | 脛骨欠損のお子様をお持ちのご両親へ
先天性下肢疾患の治療方針について

昨夜、久々に患者家族さんから連絡をいただいて少しお話をした。
そして話しながら考えた。
先天性下肢疾患のお子さまを育てる家族に共通の悩みに気がついた。
忘れないようにまとめてみる。

1. 温存か切断か。その時期はいつがいいか。
?→ シンプルにいうと、切断した方が機能はすぐれていて、手術回数が少なく、スポーツへの対応もできて、老後の幹部が痛む心配も少ない。
だけど、いまある体の一部を、もしかしたらいまよりは治り、普通よりは不自由かもしれないが、使えないことはない体の一部を、その可能性間で含めて切断するのは、家族は苦しい。
ただ、二歳半より前に切断などで体の状態を固定して、義足使用を開始することは、情緒発達の上で非常にプラスに働くし、義足の使いこなしがかなりよくなる。
切断術は、あまりにも体重がすくないと出血リスクが高い。

2. 乳幼児期にできること
?→ 通常の乳幼児期の子供がしているのと同様の姿勢、動作、状態を無理やりにでも作り出すことで、赤ちゃんの重力に対抗する筋肉を育てることは大切。
それが育たないと、どちらにしても歩行獲得が遅れる。

3. 手帳はいつ取得すべきか。
?→ 私は「とれるだけ早い方がいい」と思う。
役場の職員や地元の主治医なんかの理解不足で、乳幼児期にはとれないということを言われるが嘘。
きちんと、「乳幼児期ではあるがここまでの機能は全廃」と特定すれば手帳は交付できる。これはね、自治体や主治医の当たり外れで、苦労している人がたくさんいる。

4. 治療方針を決めるに際しての相談先。
→ 一番知りたいことなんだろうな。
?これも万能ではないし、いま時点ではという但し書きがつくけれど。
いまは、東大病院の四肢形成不全外来がいいかな。
まだ、実績は心身障害児総合療育センターには遠く及ばないけれど、体制とバランスがいいかな。
話を聞いてくれる体制があるから、遠方から相談に行きやすいよね。
リンク先は以下。
http://todaireh.umin.ne.jp/news/gairai.pdf

5. その他疾患が合併しているとき
その他の手術が必要な疾患がある場合に、比較的医師は身体障害の施術を後回しにしがちである。だが、それは正しい理解に基づいていない場合も多い。
患者家族がきちんと手術時期を含めて、希望して行くことが大切なんだろう。

6. 父母の会
先天性下肢疾患の父母の会は、あまり組織化されていない。なぜか。
これは想像だけれども、ある一定のラインを過ぎると、生活の中での問題が少なくなるか、固定化されてしまい悩まないことが理由だろうか。
つまりは必要とされていないわけである。
ちなみに、だからこそ
その段階まで行き着けない家族は苦しむわけで、私はこうして情報発信をしているのである。

うーむ。
走り書き気味だな。(^^;;
少しはまとまったかしら
(^^;;

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REVIVE

2014-08-21 00:45:20 | 脛骨欠損のお子様をお持ちのご両親へ

Revive

娘さんを自転車に乗せてあげたい。
その思いは娘が4歳の頃から
いろいろ調べ、いろんな人にご迷惑をおかけして。結果離散してしまっていた その話。
今年に入り、再検討をしてくださっているタイミング。
なので、少しでもお勉強。
しておかなければ。

この自転車
歩くように自転車にのる
がコンセプトらしい。
身体に合わせて様々な合わせこみが可能な設計がなされているようにみえる。そんな自転車。
娘さんか漕ぎやすいような形を模索するのにいいのかも。

いろんなことを考えますね。
高齢化社会に合わせて、さまざまなものが開発されてくる。
アンテナを高くして、その中で義肢装具使用者にとり、活用できそうなものがないか考える。
習慣になりつつありますね。

これまた川村義肢の慶社長からのご紹介。やはりアンテナが高いですね。叶わないながらもついていかなければと 日々反省です。

こうした自転車をお借りして、義肢製作所さんやメーカーさんと協力できれば、「義足でも乗れる自転車」が作れないかしら。
そうした思いをもちますね。

遠藤さんや佐野さんなど、工学の分野からさまざまなアプローチが行われつつある今。考えていけないかしら。
一患者からの意見は、小さいかもしれないけれど。たぶんその後ろには同じような状況を当たり前だと思わされている患者がいる。患者家族がいる。

私のように声を上げるのは 珍しいよね。だって、それより日常に大変なことが山積みだもの。

でもだからこそ。
今私にできること。たくさんあるかもしれないから。
気力が続く限り、いろんなことを真剣に考え続けていきたい。

まぁ。仕事の内容よりも、娘さんのことを考えている時間がもしかしたら長いかもしれないのは内緒。
でもまぁ。
その経験は不思議と仕事にも生きるんですけれどね。


以下、参考リンクより


http://www.giant.co.jp/revive/


『歩くように、自転車に乗る』ため、ちょっと おせっかいします。?
?我々が二本足で歩きはじめてから、ずいぶん長い時間が経ちました。ですがそんな期間を経た現在でも、歩く以上に、カラダに良い運動は生まれていないのです。歩くのは、カラダの胸から下にあるほとんどの筋肉を使用し、体軸バランスを調整しながら進む運動。走る動作のような衝撃も少ないので、ストレスなく長時間運動するのに最適です。問題なのは、エンターテイメント感のなさ。そのスピードの遅さのため、楽しい気持ちになかなかならないのです。
?一方、人力での最速の動作である自転車に乗る行為は、そのスピード自体が心とカラダのストレスを癒してくれます。その移動のラクチンさのおかげで、長時間長距離、歩くよりもラクに楽しく有酸素運動できます。
ただ、これまでの自転車のつくりには、競技用自転車の思想が伝統的に反映されています。つまりスピードを出しやすく、うまくなればウィリーなどもしやすいのですが、使う筋肉のバランスは、歩きに比べてバラバラ。自転車に乗るとももや腰など、部分的に疲れてしまうのはこのためです。
?「歩くように、自転車に乗れたら」。そんな相反する理想を実現したのが、全く新しいコンセプトの乗り物、リバイブです。『MTBワールドカップ』や『ツール・ド・フランス』など、世界最高のスポーツバイシクルシーンを走るトップブランドが、そこからフィードバックしたデータ&技術を使いました。できあがったのは、カラダと心に気持ちいい、というコンセプトの、これまでにない乗り物です。


アナタの姿勢が良くなるように、ちょっと おせっかいします。?
『歩くように自転車に乗る』ためには、リバイブの寝そべるような乗車姿勢が大切です。これまで太ももの筋肉(大腿四頭筋)だけが受け持っていたペダリングでの負担を、下半身全体の筋肉、歩く時に使うのと同様の筋肉へと分配します。それが、長い時間気持ちよく乗れる理由です。
もう一つ大きいのが背もたれの効果。これまでは腰の筋肉が受け止めていた上半身の重みと下半身が作った踏み出しの力。リバイブはこの応力を背中全体からおシリ、太ももの裏側で分配し、受け止めます。現代病とも言える腰痛のほとんどは、体幹のコア筋肉と呼ばれる腹筋群、広背筋、腸腰筋などが運動不足やストレスなどにより硬化し、疲労しやすくなることで起こります。
リバイブは、これらコア筋肉を動かしほぐすことで、コア筋肉の硬化を、ひいては腰痛の予防にもなります。医学博士、筑波大学運動生化学研究室征矢英昭助教授によると、体幹から下半身の筋肉がバランスよく使えるようになれば、日常生活での姿勢も確実に良くなり、余計な筋肉の緊張が取れるそうです。おまけにこの寝そべった姿勢は、精神の緊張をほぐすのにも最適だそう。運動生化学的にもストレスを癒してくれる乗り物、なんですね。
?一般サイクル車ではペダリングで太ももの表側を多く使い、上体の重さをサドルと腰で支えています。リバイブでは上体の重さを背もたれで分散し、下半身全体でペダリングすることで筋肉への負担も分散させているのです。上体が起きた姿勢は目線が高く、安心感を生み、楽しいライディングが可能になるのです。?


アナタ専用の乗り心地になるよう、ちょっと おせっかいします。?
?身長や腕、脚の長さ。ヒトのカラダはそれぞれ違います。だから最適な乗り位置=ポジションも、一つとして同じものはないんです。ところがこれまでの自転車は、そんな基本調整すら一大事。新たに部品を買わなければいけなかったり、あるいは調整なんかできなかったり。
そこで、リバイブは、自転車とアナタの接点である3ポイントの調整を簡単にできるようにしました。それが、サドル位置、ハンドル位置、ペダルとの距離。アナタだけに最適なポジションになれば、オーダーメイドのような走り心地になります。そして、全体に低めの乗車位置のおかげで自然と足つき性も良くなり、安全に。スポーツバイクブランドとしての、おせっかいです。



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優生思想に対する反論

2014-07-20 02:25:00 | 脛骨欠損のお子様をお持ちのご両親へ
優生思想に対する反論


少し前にfacebookで紹介されていて、あまりにわかりやすく、あまりに衝撃的だったので。
皆様にご紹介したくて
自分でも備忘録したくて。


回答者さんの説明
さらっと説明をされていますが、なかなかこんな風には説明できないです。
正直言って初めて見ました。

その昔、この問題について調べた時期もありまして
その頃にはこの記事には出会うことは出来ませんでした。
残念ながら。

たぶん
先天性障害を我が子がもって生まれてきた ということを知ってから少しの間、人はどうしてもこの問題に直面します。
考えないわけにはいかない。
そうしたテーマかなと思います。

どうか
この記事が
この考え方が
全国の悩めるお母さんお父さん方に伝わりますように。

なんというか。
この考え方がわからなくても、困りはしないんですが
身内に対して話をする際に、こういう話が出ることって多くて
そうした時にこうした視点があるだけで、活路が見出せたりしないかなと期待します。
離婚するかどうかを左右しかねない。そんな話にもつながる気がするのです。

考え過ぎかな。
まぁ、ふと今頃そんなことを思い、日記を書いてみています。



ご紹介させていただきますね。
参考リンクはこちら
http://m.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/q1463546664




以下 転載です。

【質問】弱者を抹殺する。
不謹慎な質問ですが、疑問に思ったのでお答え頂ければと思います。
自然界では弱肉強食という単語通り、弱い者が強い者に捕食される。
でも人間の社会では何故それが行 われないのでしょうか?
文明が開かれた頃は、種族同士の争いが行われ、弱い者は殺されて行きました。ですが、今日の社会では弱者を税金だのなんだので、生かしてます。優れた遺伝子が生き残るのが自然の摂理ではないのですか。今の人間社会は理に適ってないのではないでしょうか。人権などの話を出すのは今回はお控え頂ければと思います。
質問日時:2011/06/01 12:32:25

【ベストアンサー】
mexicot3さん
え~っと、、、よくある勘違いなんですが、自然界は「弱肉強食」ではありません
弱いからといって喰われるとは限らないし、強いからといって食えるとも限りません
虎は兎より掛け値なしに強いですが、兎は世界中で繁栄し、虎は絶滅の危機に瀕しています

自然界の掟は、個体レベルでは「全肉全食」で、種レベルでは「適者生存」です
個体レベルでは、最終的に全ての個体が「喰われ」ます
全ての個体は、多少の寿命の差こそあれ、必ず死にます
個体間の寿命の違いは、自然界全体で観れば意味はありません
ある犬が2年生き、別の犬が10年生きたとしても、それはほとんど大した違いは無く、どっちでもいいことです
種レベルでは「適者生存」です
この言葉は誤解されて広まってますが、決して「弱肉強食」の意味ではありません
「強い者」が残るのではなく、「適した者」が残るんです
(「残る」という意味が、「個体が生き延びる」という意味で無く「遺伝子が次世代に受け継がれる」の意味であることに注意)

そして自然というものの特徴は、「無限と言っていいほどの環境適応のやり方がある」ということです
必ずしも活発なものが残るとは限らず、ナマケモノや深海生物のように極端に代謝を落とした生存戦略もあります
多産なもの少産なもの、速いもの遅いもの、強いもの弱いもの、大きいもの小さいもの、、、、
あらゆる形態の生物が存在することは御存じの通り
「適応」してさえいれば、強かろうが弱かろうが関係無いんです
そして「適者生存」の意味が、「個体が生き延びる」という意味で無く「遺伝子が次世代に受け継がれる」の意味である以上、ある特定の個体が外敵に喰われようがどうしようが関係ないんです
10年生き延びて子を1匹しか生まなかった個体と、1年しか生きられなかったが子を10匹生んだ個体とでは、後者の方がより「適者」として「生存」したことになります
「生存」が「子孫を残すこと」であり、「適応」の仕方が無数に可能性のあるものである以上、どのように「適応」するかはその生物の生存戦略次第ということになります

人間の生存戦略は、、、、「社会性」
高度に機能的な社会を作り、その互助作用でもって個体を保護する
個別的には長期の生存が不可能な個体(=つまり、質問主さんがおっしゃる"弱者"です)も生き延びさせることで、子孫の繁栄の可能性を最大化する、、、、という戦略です
どれだけの個体が生き延びられるか、どの程度の"弱者"を生かすことが出来るかは、その社会の持つ力に比例します
人類は文明を発展させることで、前時代では生かすことが出来なかった個体も生かすことができるようになりました
生物の生存戦略としては大成功でしょう
(生物が子孫を増やすのは本源的なものであり、そのこと自体の価値を問うてもそれは無意味です。「こんなに数を増やす必要があるのか?」という疑問は、自然界に立脚して論ずる限り意味を成しません)

「優秀な遺伝子」ってものは無いんですよ
あるのは「ある特定の環境において、有効であるかもしれない遺伝子」です
遺伝子によって発現されるどういう"形質"が、どういう環境で生存に有利に働くかは計算不可能です
例えば、現代社会の人類にとって「障害」としかみなされない形質も、将来は「有効な形質」になってるかもしれません
だから、可能であるならばできる限り多くのパターンの「障害(=つまるところ形質的イレギュラーですが)」を抱えておく方が、生存戦略上の「保険」となるんです
(「生まれつき目が見えないことが、どういう状況で有利になるのか?」という質問をしないでくださいね。それこそ誰にも読めないことなんです。自然とは、無数の可能性の塊であって、全てを計算しきるのは神ならぬ人間には不可能ですから)

アマゾンのジャングルに一人で放置されて生き延びられる現代人はいませんね
ということは、「社会」というものが無い生の自然状態に置かれるなら、人間は全員「弱者」だということです
その「弱者」たちが集まって、出来るだけ多くの「弱者」を生かすようにしたのが人間の生存戦略なんです
だから社会科学では、「闘争」も「協働」も人間社会の構成要素だが、どちらがより「人間社会」の本質かといえば「協働」である、と答えるんです
「闘争」がどれほど活発化しようが、最後は「協働」しないと人間は生き延びられないからです
我々全員が「弱者」であり、「弱者」を生かすのがホモ・サピエンスの生存戦略だということで

回答日時:2011/06/01 18:19:42

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小学校のトイレの工夫

2014-07-18 00:02:17 | 脛骨欠損のお子様をお持ちのご両親へ

小学校での工夫紹介。




我が娘さんの通う小学校での 何気ないけど画期的な工夫。
なんだかわかります?


ヒントは写真


正解は、トイレのスリッパの工夫です。このスリッパ、子供用には少し大きいですよね。
そう、あえてこの大きさなんです。
そして使い方は…


上履きの上から履く


そうなんです。
簡単な発想。でも素晴らしいなと。
そもそも、娘がトイレのスリッパを履き替えづらいと言うことで工夫する中で、教頭先生始め皆様方が悩み抜かれて考え出した方法。


それがあまりに上手く行き、娘に限らず誰でもこの方が楽だということになりました。
なんというか、娘のような存在が全体の利益につながった、ある一つの好例だと思います。


このおかげさま。
娘はすごく楽になりました。
だって上靴を脱ぎ履きするの大変ですもの。






あまりにも何気無く、先生からわざわざ説明すらないけど。
現場では大好評な変化。
あたりまえのようで素晴らしい工夫。


こう言う方法があるということ。
意外に知られていないかな。
様々な施設に利用できると思うので
、是非拡散していただけると嬉しいです。*\(^o^)/*


こういうこと。
実は大切な発想。
お金もそんなにかからないしね。



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