悩めるご家族とお話をした。
また、長話になってしまった。
夜中に二時間半。
申し訳ない。
娘と同じ下腿形成不全のご家族とお話をすると、自分達が娘を授かり、悩んで悩んで悩み抜いた日々を想い出す。
でも、何度も思い出しているうちに、自らがあの頃、本当にブレずに一生懸命に娘や家族に向き合っていたなと改めて思い、今更ながらに驚く。
思えば無茶をしたものだ。
死んだ方がマシだなと何度思ったろう。
その責任の重さに押しつぶされそうになりながら、何度も逃げたくなり。
その度に歯を食いしばり、共に弱音を吐き、時には現実逃避をしてみたり。
同じ形成不全の先輩ご家族や全国の経験のある先生に手紙を書き、メールをして。
暖かい返事をいただき、泣いた。
世の中捨てたものじゃないなと感じた。
私も、あの時の私と同じような思いをしている人を救いたいと思い、今がある。
私は果たして、少しは役に立てているだろうか。
ふぅ。
なんてことをふと考える。
やれやれ。
寝なきゃね。