暖かい日

2009年02月14日 | Weblog

 日記は、おとといから昨日、そして昨日から今日へ明日へと続くのです。天気もそうです。夜という、眠っている間があるので、心の中では天気は夜の間に断絶されます。そして、次第に変わっていくというのではなくて、朝になり昨日とはガラリと変わるということになるのです。

 それでもって、今日はまたなんともはや呆れたもので、まるで春の真ん中に放り出されたような陽気でした。それは大げさに言いますと「千と千尋」の千尋が千の世界に急にひきずりこまれた、あのような現象のようでした。

 今日も、一時間ほど歩きましたが、暑いことあついこと。でも、耳などが寒く感じないのは楽でした。

 

 今日は、沼にさしかかるころ、抜き足差し足で近づき、連中が油断して居る間に撮ってしまおうと身構えて行きました。でも連中はあわてて飛び上がるのです。それでも、なんとかこれくらい大きく撮ることができました。一眼レフではありません。やったぜベイビー。だけど構図は悪いですね。まあ、素人ですから我慢してください。

         

 どうして、この沼にはこんなに多くのサギがいるのか、たぶんこれではないかと思い当たるものがあります。これです。これは釣り堀です。今日は休日の人が多いので釣り堀は賑わっていました。

 たぶん、客がいないときなど、連中はここの魚を栄養源にしているのではないかなと思います。あやかって、私も。なんてのはいけませんね。犯罪になりますから。というと、この鳥たちは全部が前科者ということに? 名前もサギだし。


         

 ハウスのキャベツも残り少なくなってきました。いよいよ春蒔き野菜のシーズンになりつつありますが、種袋をみるとみんな3月以降に種を蒔くような図がかいてあります。まだちょっと早いですね。今日の陽気に惑わされてはいけない。じっと我慢です。

 暇なので、キャベツというのはもともとどういう意味だったのか調べてみました。すると本当の語源はどこの言葉かは分からないようですが、古いフランス語では「頭」という意味だそうです。外の葉をきれいに取ってしまうと、なるほど頭に見えなくもないですかね。


         

 黒豆の間に、こういう豆が出ました。小豆です。こうやってみると、豆というのは本当においしいものだなぁとつくづく思います。いい食べ物があったものだと思いますね。もっとも、どの食べ物もすばらしいですけどね。優劣をつけるのは食べ物に対して失礼ですね。それぞれの持ち味をおいしく味わうべきですね。

       

 夕方になってから、ホテルで遅ればせながら、とあるところの新年会がありました。若いのから年寄りまで混じっての新年会です。こういう会は実に楽しいものですね。いろいろな人といろいろな話ができました。

 私は、大勢の人が集まるところが好きです。たぶん寂しがりやなのでしょうね。あっちにグループができ、こっちにグループができ、それぞれが和気藹々とお話をしているというのを眺めるのが好きです。もちろん、そのグループの中に割り込んでいくのも好きです。野菜畑あるいは雑木林の中の風景とはまるで違いますからね。当たり前だ。

 とまあ、つまらないことに感激などしてしまいます。

                    

 一日一茶

  山寺や翌(あす)そる児(ちご)のいかのぼり
                いかのぼり = たこあげ