春になってきたのか、この頃は本を読んでいても、テレビを見ていても、パソコンをやっていても、すぐに眠りの世界に入ってしまいます。午後など、ハッと気が付くと薄暗くなっていたなんてこともありますね。チョイコックリスキー作曲「眠りの森の爺(じい)」。
今日は、朝から雨なのでゆっくりしようと思い、炬燵に潜り込んでいました。おっといつもゆっくりでしたっけ。そこに親しい友人がのっそり現れ、こんなものを持ってきてくれました。
メロンの摘果したものです。これを漬け物にしたらどうだと言います。良いものをもらいました。これは、なかなかおいしいんですよ。
それで、しばらくおしゃべりをしてから、二人でお昼に出かけました。先日奥さんと行ったところに連れて行きました。なかなか評判は良かったです。私も思わずおいしいお昼が食べられました。炬燵に貼り付いてばかりかなと思ったら、外に出られて良かったです。ありがたいときに友達。まさかのときの友達。
雨が降ったので、しいたけが少し取れました。これくらいが良いです。これより多いと、もてあましますからね。そして、おいしい段階を通り過ぎてしまっては何にもならない。食べろ食べろとしいたけにしいたげられる。
しいたけの「たけ(茸)」というのは何だろうと思って、調べてみましたが、他にも「たけ」と読ませる漢字は「菌」とか「蕈」とかいうのがあって、意味は「きのこ」と言う意味なんですね。知らなかった。昔の言葉なんでしょうね。一つ胸のつかえがとれたような気持になれました。目からうろこ。鼻から風船。
「きのこ」は「木の子」ですね。のこぎりではありません。木を切るのは木ノコ。金属を切るのは金ノコ。子供は風の子。切りがないのは、いたちごっこ。箱根にあるのは芦ノ湖。バレンタインはチョコ。アルゼンチンはタンゴ。そして私は花より団子。・・・・
奥さんは、先日東京ドームにラン展を見に行ってきました。一位入賞は茨城県の人だそうです。それも二年連続で。業者ではなく素人の人だそうですからスゴイ。目をランランとさせて見てきたんでしょうね。家に帰ってきたときには、もう穏やかな目になっていました。よかった。家までその目で帰られたらたまったものではありませんからね。
一日一茶
ぬりたての看板餅や東風(こち)が吹く
廃 句
ぬりたての看板顔や東風が吹く
ぬりたての化粧顔出しいらっしゃい
ぬりたての砥の粉のような化粧哉
看板を見て今日の昼決めにけり
看板と思いし娘老けにけり
看板の女性に見とれ事故起こし
東風吹かば体コチコチ冷えにけり
東風吹かば匂いどころかコタツムリ
東風吹かば化粧の匂いなまめかし