能面

2009年02月28日 | Weblog


 雪がちらついた次の日は快晴でした。よほどのところでない限りは雪は残っていません。

          
               これはきのうの雪景色です

 茨城県の一番北に大子(だいご)という町がありますが、そこで能面をうっている人がいます。そこに行ってきました。

 今日は生徒さんたち(大人ですけど)が来て、面うちをする予定だったのですが、その町は県内では山間部なので、昨日の雪で、今日は休みにしてしまったので、面を作っているところは見ることができませんでしたが、先生がいろいろな面を出してきてお話をしてくれました。

 http://nohmask21.com/index_j.html をご覧ください。詳しく説明しているサイトをみつけました。


          

 種はいろいろと買ってきてあるのですけどね。なかなか蒔けないでいます。まだ2月ですから、あと半月くらいは待とうと思っていますが、そんなに待ったら遅くなってしまうものがあるでしょうかね。「今まで待ったんですよ。」「ああそうかね。よくまあ待っ種~。」なんちゃって。

          

 キヌサヤはやっとヒゲが出てきました。そろそろ手を立ててやりましょうか。ここまでくれば何とかなりますね。あとは、これから吹く強風に振り回されないように注意です。根っこを軸にして、同心円がいくつも描かれていることがありますから、それだけ風によって苗がぐるぐると振り回されるんでしょうね。

 題して「風のきぬさや」。何となくあの名監督の話題のドラマ風。え? そうでもない? こりゃまた。

                  images

 面を作るときには、乗ってくると何かが乗り移ったような感じになるそうです。それから、真夜中から明け方まで何時間もやってしまうこともあるとか。

 あるときには、恐ろしくなってしまい神棚に手を合わせてから、また続けるというようなこともあるそうです。人の顔を作っていくわけですから、表情によっては気持がそうなることもあるんでしょうね。

                  

 一日一茶

  藪陰をちょうちん通る夜寒哉

 廃 句

  藪陰はなるべく近づき無い気分
  藪陰は冬は寒いし夏蚊かな
  藪陰をちょうちん通る気味悪し
  藪陰は今日は狐のお嫁入り?
  藪陰にもう少ししたらタケノコが
  藪陰にかぐや姫などいないかなぁ
  藪陰に今日もあったぞ狸糞
  藪陰に大金カバン落ちてない?  いつでしたか、そんなニュースが
  藪陰に学校放送聞こえけり
  藪陰のはるか上飛ぶジャンボかな